M-1グランプリ敗者復活戦の「審査形式変更」で蒸し返される「ハライチの横暴ぶり」

 12月24日にテレビ朝日系で放送される漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2023」。12月7日には準決勝が行われ、決勝進出を果たす9組が発表された。

 昨年の準優勝コンビ・さや香のほか、ダンビラムーチョ、カベポスター、マユリカ、モグライダー、くらげ、令和ロマン、真空ジェシカ、ヤーレンズが決勝に駒を進めた今回のM-1。

 優勝候補と見られていたオズワルドやロングコートダディらは敗退し、決勝当日に行われる敗者復活戦に回ることになった。

 例年、最後の一枠をかけて熾烈な戦いとなる敗者復活戦だが、今年は審査形式に大きな変更が。

 準決勝での順位をもとに3ブロック制で実施され、ランダムに選ばれた観客の投票でブロック内での勝者を決定。さらに芸人審査員による投票により決勝進出コンビを決定するという。

「昨年までは視聴者によるオンライン投票で、どうしても知名度のあるコンビが有利になる『人気投票』になってしまう側面がありました。今回の審査形式変更により『ウケ重視』のフェアな審査が期待できるのではないでしょうか」(お笑い関係者)

 ネット上でも好意的に受け止められている新たな敗者復活システムだが、このお笑い関係者は、「この変更を受け、業界内では2021年に敗者復活戦を勝ち抜いた『ハライチの横暴ぶり』が蒸し返されている」と語る。

「この年のハライチは結成15年目でM-1出場のラストイヤー。どうしても決勝に行きたいという意気込みが空回りししたのか、敗者復活のネタで持ち時間を大幅に超えてしまった。さらに時間オーバーの警告音に『うるせーバカ!』と悪態までつく始末。挙句の果てには自身のツイッター(現X)でフォロワーに投票を呼びかけるなどやりたい放題。結果、実際に勝ち上がってしまったことから猛批判を受ける事態となりました」(前出・お笑い関係者)

 M-1の黒歴史であった。

(塚原真弓)

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