「私は生涯、未完成であり、日々を通過点とすることが目標です。今年も芝居のなかで意識が飛ぶほどに燃え尽きたり。(中略)誤解を恐れずに言えば、燃え尽きるような芝居のなかで死ねたら本望です」
12月14日、「日本中小企業大賞2023」の授賞式が都内で行われ、藤原紀香、ウエンツ瑛士、小雪、田村淳、永作博美、紗栄子、前田敦子、溝端淳平らとともに、俳優の市原隼人が登場した。市原は今年の1年を漢字一文字で表すと「試」であるとコメントし、冒頭のように解説したのだ。
「市原といえば、2008年のドラマ『ROOKIES』(TBS系)で演じた安仁屋恵壹に象徴される硬派な役どころがハマり、オトコくさい役どころに定評があります。しかし、近年は新境地的な演技を見せており、代表的な作品がドラマ『おいしい給食』(テレビ神奈川、TOKYO MXなど)です。給食をこよなく愛する中学校教師を演じる学園グルメコメディで、2019年にシーズン1、21年にシーズン2、そして今年10月期にシーズン3が放送されました。人気の秘密に、給食を食べる前の派手にしてコミカルな市原のダンスシーンがあります。10月7日に公開されたオリコンのYouTubeチャンネル『oricon』で、市原が撮影シーンを『何回か気を失った。記憶が飛んでまた本番中に戻ってきて。それほど動いてたんだな』と回顧。早くもシーズン4を望む声が多いことから、ネット上には『市原さん、燃え尽きないでください~』との声もあがっています」(ネットライター)
ダンスシーンは市原のこだわりの職人芸から生み出された見どころ。ファンなら視聴必見と言えるだろう。
(所ひで/YouTubeライター)