お笑いタレント・バカリズムにとって、LINEの返信が遅い人は「スゴいイラッとする」存在なんだとか。
バカリズムの冠番組「バズリズム02」(日本テレビ系)に、SexyZoneのメンバーがゲストとして登場したさる12月16日放送回。メンバーの菊池風磨と私生活でも交流があるという俳優の間宮祥太朗がVTR出演し、菊池について、「オレが知ってる人類の中で1番LINEのレスポンスが早い。めちゃめちゃ忙しいのに、送った瞬間に既読になる。すごい早さです」と、菊池のメッセージの迅速な対応に感謝する場面があった。この菊池のLINE返信の早さにバカリズムが食いついた。「いいですね」と評価し、続けて“LINE返信の遅い人”への不満を、こう爆発させたのだ。
「たまに、スゴい寝かせる人いるじゃないですか? スゴいイラッとするんですよ。『何お前、それでレア感出してんだよ』って。レスポンスが早い人と、遅い人だと、遅い人のほうがちょっとカッコいい、みたいな感じがある。(逆に)レスポンス早い人って、“必死だな、コイツ”みたいな。でも、それでも、ちゃんと返す人ってスゴいちゃんとしてると思う」
何でも、バカリズム本人はすぐにLINEを返しているタイプとのことで、あえてLINEをゆっくりめに返信することで、「オレは何からも囚われてません!みたいなキャラ作りをしている人」が許せないタチなのだと力説していた。これに視聴者が様々な反応を見せたのだ。
「ネット上で、『私も早い人のほうが好き』『仕事ができる奴は大概返信早いよ』とバカリズムの“LINE論”に共感する反応が見られた一方、即レスしない人に同情する側から、様々な事情で返信が遅れてしまうケースも考えられるとして、バカリズムのことを『いるよね、こういう全てをひねくれて解釈する人』『既読スルーとか未読でキャラ作りとか、いい大人が何言ってんの』『こういう低次元な争いの元になるからLINEやSNSはやらないに限る』『早く返さないとイライラする人って、何なんだろ。周りの人間は、あなたを気持ち良く過ごさせるために生きてるんじゃない』などと批判的に捉える指摘もありました。多忙のために、やむを得ず返信が遅れてしまった人にまで“キャラ作りしていて、スゴくイラっとする”とまで糾弾してしまうのは、ややせっかちで自分本位な印象を抱かれてしまったかもしれません」(テレビ誌ライター)
ただ、こうした、“うがったモノの見方”こそが、バカリズムの唯一無二な芸風につながる要素なのかもしれない。
(木村慎吾)