14年2月から産休に入っていたSHELLYが、トークバラエティ「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に11月8日放送回から復帰した。
これによりレギュラー出演者はSHELLY、チュートリアル徳井義実、フットボールアワー後藤輝基、そしてSHELLYの代役で2代目女性MCとして加わっていたHKT48指原莉乃の4人体制で再スタートを切った。しかし、早くもその新体制が視聴者から不評のようだ。その理由はやはり、「指原とSHELLYの2人は多すぎる」というもの。
「SHELLYの復帰で指原が退くのかと思いきや、番組に上手くなじんでいることもあり、続投が決まったようです。ところが、今回の放送を見るかぎりは指原もSHELLYもどちらの活かされていなかったことで、番組の長所が消されてしまっているという声が多い。3人体制では、ゲストの女性出演者が珍回答をした際に男性MCから指原、昔であればSHELLYにも話を振り、ゲストの面白回答を殺さない程度の返しをして引き立てることが女性陣の役回りでした。ところが振る相手が2人となり、特に最近は指原に慣れていた視聴者から『このネタは指原に振るべきだろ』といった文句が出るようになっている。2人いればどうしてもどちらかに振ることになりますが、この使い回しが上手くいっていない感じですね。この番組は3人体制がベストなんでしょう」(エンタメ誌記者)
しかし、「産休とっていたら戻ってくるところがなくなった」というのでは、まるで現代社会の問題の様相だ。SHELLY、指原どっちも切れない気持ちもわかるが、番組がつまらなくなっては本末転倒だろう。
(田中康)