1月7日に放送された「芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル」(テレビ朝日系)にて珍事が発生。こんなこともあるのかと、驚く視聴者も少なくなかったようだ。
元日の放送を予定していた同番組は、能登半島地震の緊急報道により放送を休止。1月4日には制作局のABCテレビが、1月7日に放送することを発表していた。
放送日変更にもかかわらず、毎年恒例の人気番組とあって世帯平均視聴率は20.7%の大台超えを達成。不敗記録を更新し続ける絶対王者のGACKTが、チームを組んだDAIGOの致命的な不正解により「映す価値なし」になった点も話題を呼んでいた。
そんな「芸能人格付けチェック」の放送に際して、普通ならテレビ業界では絶対にありえないはずの現象が発生。気づいた視聴者からは驚きと共に「こんなこともあるんだね」と納得の声もあがっていたという。
「同番組の放送時間帯には『TBS系人気番組対抗!オールスタードッキリ祭』も放送。こちらの番組にダウンタウン浜田雅功と女優の中条あやみが出演していたことから、『芸能人格付けチェック』との“裏被り”が発生していたのです」(テレビ誌ライター)
同じ時間帯で複数の番組に出演する「裏被り」は、テレビ業界では絶対に避けなければいけないのが常識。これはスタジオ出演者に限らずVTR出演でも該当するほか、顔を出すことのないナレーターですら裏被りは厳禁となっている。
ところが1月7日のゴールデンタイムには、チャンネルを替えると浜田や中条が両方の番組に出演していることを確認できるタイミングもあったというのだ。
「通常ならあり得ないことですが、両番組の出演者を見比べれば、裏被りを完全に防ぐことはまず不可能。『芸能人格付けチェック』の放送日が天災により変更されたことから、今回の裏被りを問題視する声は業界内にもありません」(前出・テレビ誌ライター)
自分の出演番組を観ることはないという浜田は、自身の裏被りにも気づいていなかったことだろう。