18日から日米同時配信がはじまったhuluオリジナル連続ドラマ『代償』の完成披露試写会が16日に都内で行われ、主演の小栗旬が登壇した。
今作は、伊岡瞬氏の同名小説を初映像化。サイコパスの友人・安藤達也(高橋努)の手により人生と精神を破壊された弁護士・奥山圭輔(小栗)が、その友人を葬り去ろうと苦闘する姿を描くクライム・サスペンスストーリー。そんな物語を受けて、この日は小栗と高橋に心理カウンセラーが“サイコパス性格診断”を実施したのだった。
■二人の“サイコパス性格診断”その結果は?
はじめる前はサイコパスの素養など「全然ない」と主張してはいた2人だったが結果は小栗のほうが散々、「サイコパス度高め」と判定され思わず苦笑い。小栗と付き合いの長い高橋も「薄々そうかなと思っていた」とこれまで隠していた(?)本音を思わず明かす一幕も。
「小栗はあるテレビ番組に出演した際、『半分以上脚本ができていないものについてはオファーを受けない』と公言するほど、自身の出演作に対してはストイックな姿勢で挑む俳優です。そんな小栗が“主演”を引き受けた今作ですから内容はお墨付き。そこに小栗と高橋の鬼気迫る演技がぶつかり合うのですから、配信前からドラマファンの注目を集めるのも当然です」(前出・エンタメ誌ライター)
■ドラマファン注目の作品、その見どころは?
実際に試写を見た前出のライターは、その出来上がりをこう評する。
「小栗は“精神の限界まで追い詰められた人間”をはじめて演じますが、その鬼気迫る演技は息を呑むほど。二人の過去が暴かれていくなかで徐々に吐き出されていく圭輔“心の暗黒”と達也の“狂気”は、民放ドラマでは表現できない映像として、きっと見る者を圧倒することでしょう」
はたして、あの小栗旬がここまで“壊れていく様”を、ファンは悲鳴なしに凝視できるだろうか。インタビューで小栗は、今回の撮影に挑む心情を、こう吐露している。
「今回は最初に全話分の台本を頂いたので、キャラクター作りについて考える時間がたっぷりあったのは助かった半面、実はこれまでに経験したことのない難しさも感じています」
それもそのはずで、本作の戸石紀子プロデューサーによれば、神経質で精神疾患のある圭輔の弱り果てていく姿を「丁寧に時間をかけて撮影した」と言うほど、執拗に追い詰めていったからだ。
■huluならではの視聴スタイルで楽しめる
サイコパス達也を演じた高橋自ら「追い詰めました」と断言するほどのプレッシャーのなかで、小栗はいったいどんな“崩壊”を見せるのか? 全6話リアルタイム視聴で見るもよし、年末年始の休みにイッキ見するもよし。その視聴スタイルも、決められた放送時間に縛られないhuluならではの自由なスタイルだ。
いまなら2週間!無料でお試しも出来るようだ。
完成披露試写会で小栗は、視聴者にこうメッセージを送っている。「追い詰められているので、楽しんでください」
目を覆いたくなるほどの小栗の壊れっぷりをとくとご覧あれ!
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