原宿系タレントの代表格であるきゃりーぱみゅぱみゅが、母校でテレビ番組の公開収録に臨んだことをツイッターで明かした。11月18日付の投稿にて東京・立川女子高校で記念撮影した画像をアップしたもの。きゃりーは5月12日に放送された「SONGS」(NHK)でも同高校出身であることを明かしているが、SNS上ではこれが初公開となるようだ。
そんなカミングアウトに対してファンからは「地元なので親近感が湧く」といった好意的な声も聞かれるものの、なかには「立川って原宿から超遠いじゃん」「原宿感、まったくないねえ」といったネガティブな反応もあるようだ。きゃりーの特徴である“原宿系女子”感はキープできるのか。原宿事情に詳しい女性誌ライターはこう苦笑いする。
「そもそも原宿に住んでいる人なんてほとんどいませんからね。首都圏に住む原宿大好きな高校生にとっては、どれだけ足繁く原宿に通っていたかどうかこそが重要。それこそきゃりーは毎日のように着飾っては原宿に遊びに行っていたそうですから、立派な原宿系女子でしょう。それに彼女は自分の出身地も隠すどころか、積極的にアピールしていますよ」
彼女の出身地は立川ではなく、東京郊外の住宅地である田無(現・西東京市)。正直なところオシャレとは無縁な街だが、きゃりーは通学にも使っていた西武鉄道とコラボを行い、今年の夏には「SEIBU KPP TRAIN」が西武新宿線で運航されていた。この時のプレスリリースには田無出身が明記されており、きゃりーの田無愛や立川愛は目に見える形で表現されているのである。
また話題の原宿系タレントでも、りゅうちぇるは沖縄出身、ぺえは山形出身であることを隠していない。それゆえきゃりーの場合も、立川でのロケを隠す気がさらさらないのは当然だったのかもしれない。
(白根麻子)