板野友美、「目ヤニすごい」の失礼投稿に即反論 背景に指摘された2018年“鼻くそ騒動”のトラウマ
人気アイドルグループ・AKB48が12月8日にグループ結成20周年を迎え、記念コンサートを日本武道館で4~7日の4日間にわたって開催した。
7日の最終公演には、元AKB48の絶対的エースだった前田敦子をはじめ、板野友美、高橋みなみ、小嶋陽菜ら初期メンバーのレジェンドたちが参加し、会場は当時を思い起こさせるファンの歓声に包まれた。前田は翌8日、自身のインスタグラムで総合プロデューサーである秋元康氏や大勢のOGとの懐かしい集合ショットを投稿。その豪華な顔ぶれに、往年のファンが歓喜の声を上げている。
寄せられたコメントを見ると、「俺の青春でした」「あの頃の思い出を呼び戻してくれてありがとう」といった好意的な声が大半を占めたが、思わぬ形で一部ユーザーの“個人的投稿”が脚光を浴びる事態となった。
問題の投稿は、前田がアップした写真を取り上げたネットニュースを引用し、「板野友美の目ヤニがすごい」と、集合写真に映る板野の目の周りについて指摘したもの。よくある独り言のような毒吐き投稿と思えるが、これを板野本人が自身のXで引用リポストし、「ねーちょっと待ってwラメ」「確かにわかるよ? でも、だとしたら両目から凄くない?www」と、目ヤニではなくラメ(メイク)だと即座に否定したのだ。
「このやりとりのポイントは、このユーザーが前田や板野の投稿に直接コメントをしたわけではなく、あくまで自身のSNSに独り言感覚で投稿したものを、板野本人に発見されてしまったことです。その後の投稿を見る限り、ジョークのつもりで投稿したようですが、板野のファンと思われる一般ユーザーから攻撃を受ける結果となってしまい、かなり動揺している様子でした」(エンタメ誌ライター)
ただ、板野がわざわざエゴサーチをしてこの投稿を見つけ、一般人の独り言にまで即座に反応した背景には、AKBファンなら誰もが思い当たる“ある理由”があると見られている。
「AKBグループでは、元SKE48の松井珠理奈が2018年の選抜総選挙で1位に輝いた際のスピーチ中、鼻の中に異物のような物が見えたとしてネット上で大きな話題になり、その後もしばらくネタにされ続けるという苦い出来事がありました。松井にとっては最高の瞬間が、不本意な形で記憶されてしまうという結果になってしまったんです。そのため、今回のユーザーの投稿が万が一拡散されれば、松井のケースに続いて板野も“目ヤニいじり”を受ける可能性がある。板野は“第二の松井珠理奈”になることを強く警戒し、火が小さいうちに自ら火消しに動いたとも考えられますね」(アイドル誌ライター)
最近では、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、私服センスのなさを指摘してきた一般ユーザーに対し、「お前のことは絶対に特定することにした。どんな手を使っても必ず」と法的手段を取ることを宣言するなど、誹謗中傷に対して毅然とした態度を示す芸能人も増えている。
今回の板野のように、独り言のつもりだった投稿が本人に拾われてしまう可能性もあるだけに、芸能人絡みの投稿をする際は、たとえ冗談であってもその内容をよく吟味して発信する必要があるだろう。
(権田力也)
