今回は、女優の黒島結菜さんと宮沢氷魚さんについて占ってみたいと思います。先日、事実婚を公表したばかりの2人。黒島さんのお腹には、すでに新しい命も宿っています。日本ではあまり聞き慣れない事実婚ですが、これも新しい時代の結婚形態といえそうです。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。今回は、特に宮沢さんがアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ生まれということで、時差を修正したホロスコープを出しました。これを、沖縄県生まれの黒島さんのホロスコープと比較し、分析します。では、さっそく2人のホロスコープを元に、相性を占っていきましょう。
相性を占う時、重要になるのが2人の星同士の角度です。調和する角度なのか、それとも違和感を覚えたり反発心を抱いたりしやすい角度なのかで相性は違ってくるもの。まず、2人の太陽同士の角度を見てみます。黒島さんの太陽は、魚座の24度。宮沢さんの太陽は牡牛座の21度。その角度は約60度となり、これは「理解と発見」「共感」を表す角度とされています。そして、太陽はその人の性格や人生、生き方などを表す星。つまり2人はまったく同じ生き方を目指しているわけではないものの、お互いに共感できるのです。そのため、よきパートナーシップを結べるでしょう。
さらに、黒島さんの月は双子座の27度にあり、宮沢さんの月は天秤座の19度。2人の月は調和を表す120度の角度を形成していると読むことができます。月は感性や好み、ライフスタイルなどを表す星。結婚生活を送るうえで、重要な星です。それが調和の角度ですから、結婚相性に関して申し分ないといえるでしょう。双子座はコミュニケーションの達人であり、会話上手で楽しいことが大好き。天秤座もまた社交的で気配り抜群の好人物です。黒島さんが「聞いて、聞いて!」と楽しそうに話す様子を、宮沢さんがニコニコ聞いている…というシーンが浮かんできます。
それだけではありません。黒島さんにとって理想の男性を表す火星が乙女座の27度。一方の宮沢さんは、理想の女性を表す金星が牡牛座の28度。ここでもまた、調和を意味する120度という角度を形成しているのです。金星は愛情を象徴する星であり、火星は情熱や性愛を象徴する星でもありますから、お互いの愛情が尽きることなく、末永く暮らしていけるでしょう。この先2人は、笑い声の絶えない、明るい家庭を築くことが想像できます。そして、仕事の相談も気軽にできるパートナーとして、2人の絆は固く結ばれるはずです。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。