2024年は能登半島地震が起こり、大変な年明けとなりました。影響を受けてない地域であっても、防災について「気が引き締まった」という方が多くいたかもしれません。そこで今回は、そんなあなたに知って欲しい「防災グッズ」をいくつか紹介していきましょう。
最近では自分たち用に備えるだけではなく、大切な人に贈りたくなるような防災グッズも増えているようです。ぜひチェックしてみてくださいね。
■「sonae 備絵」
これは、絵画を飾りながらも防災グッズを備えられるという商品です。アート作品のフレームに、「災害時トイレキット」30回分をスリムに収納してあるそうです。
実は、災害時に意外と盲点なのが、この災害用の簡易トイレ。防災グッズの中に備えていない家庭も多いようです。開発元のドリームホールディングスによれば、被災時には避難所の衛生面に気を使って排泄を控えることがよくあり、そのために十分な水分補給をしない人も多いのだとか。これが、脱水症や熱中症を招くこともあるそうです。また、排泄物の不適切な処理に起因する感染症の蔓延など、トイレに関連する事柄は、さまざまなリスクにつながるともいいます。
この「sonae 備絵」は、実際に熊本地震や九州北部豪雨で被災した女性社員2名の意見をもとに開発されたそう。そうしたこともあって、被災時には十分役立ちそうですね。
アート作品はさまざまなアーティストたちが手がけていますが、2023年12月には、アートディレクターで映画監督としても人気の千原徹也さんの作品がリリースされて話題になりました。「LOVE」をテーマにした作品で、千原さん自身のお子さんと一緒に描いたそうですよ。防災グッズとして役立つのはもちろんですが、素敵なアート作品でもあることは贈り物としても最適といえそうですね。
■「イザメシ キャリーボックス Deli DON」
保存食の人気ブランド「イザメシ」は、味にこだわったDeliのおかず8食と食べ応えのあるDon3食、紙皿、紙スプーンが肩掛け仕様のボックスに入ったセット商品をリリースしています。ボックスは簡易テーブルとしても利用できるというからうれしいですね。賞味期限は3年なので、贈り物としても安心して選ぶことができそうです。
■「COGIT防災 座れる玄関防災バッグ」
コジット社創業50年のノウハウと企画マンのひらめきが生んだというこの商品は、機能性とインテリア性の両方を兼ね備えたという防災グッズです。
普段はシンプルかつシックな玄関チェアとして使用でき、災害時にはリュックに変身するという2WAY仕様。全面撥水生地で、雨天時に中身が濡れにくいのもポイントなんだとか。2Lペットボトル6本収納可能な約24Lの大容量だから、必要な防災グッズを1つに収納できますね。
防災グッズをプレゼントするのは少しためらいがあるかもしれませんが、何が起こるか分からないご時世、これならオシャレで普段使いもできるので堂々と贈ることができそうです。この機会に、これらの防災グッズから備えを始めてみてはいかがでしょうか?