お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、1月31日放送の番組「あちこちオードリー」(テレビ東京系)で“相談する先輩”の名を明かした。
この日は日向坂46の佐々木美玲・松田好花・森本茉莉・山下葉留花の4人がゲスト出演。松田が「仕事の悩みを話せる相手はいますか?」と質問すると、若林は「俺は結構あつかましいんだよね、そういう時。小籔さんとか」と、お笑い芸人・小籔千豊の名を挙げた。
小籔は、どうやら、ほかの芸能人の相談にも乗っているようで、数々の名回答を披露している。
2022年に放送された「おかべろ」(関西テレビ)で、小籔はナインティナイン・岡村隆史から「奥さんのお怒りマイレージが満タンになった時の対処の仕方を教えてほしい」「ちょっとしたことでトラブルになって、そのちょっとずつの積み重ねが爆発になる。(中略)その時に“ごめんなさい”って言っても遅い。でも仲直りしたい。魔法の言葉ください」との相談を受けた。小籔は「魔法の言葉で、奥さんをだまくらかそうとしてるマインド。それがまずダメなんです」とバッサリ。「仲ええ時なら交渉の余地もある」と答え、見事な解決策に岡村は「1回(妻も入れて)3人でしゃべってくれへん? 俺そんなにうまいことしゃべられへん」と懇願するのだった。
「昨年、小籔が出演した『トークィーンズ』(フジテレビ系)では、フリーアナウンサーの森香澄が小籔に『浮気しそうとわかっているのに、なぜか魅力的に見えてしまう』とガチ相談。これに対し小籔は『悩みが出た時は、コピーロボットを作って(と想像して)、自分の悩みを言わせる。それを聞いて、自分がどう思うかアドバイスしたら答えが出てくる』とコメントしています」(芸能ライター)
さらに小籔は人生を映画にたとえ「結婚することが幸せのピーク。彼氏がいることが幸せだと思ってる人が多いと思うんですけど、それって映画で言ったら最初の30分なんですよ」「(映画は)いろんなネタ振りがあって、いろんな伏線が後半に解消されて面白くなっていく」「それなのに今、オチを欲しがるから」と、目先の幸せばかりを求めるのは良くないと指摘。共演者たちをうならせている。
辛口でありながら、何やら含蓄もある回答で悩める人々の心をラクにしてくれる小籔。まさに芸能人の“駆け込み寺”とも言える存在なのかもしれない。
(窪田史朗)