横浜流星が主演を務める2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)に小芝風花が出演することが2月18日、同局から発表された。
小芝が演じるのは、江戸時代・吉原の老舗妓楼「松葉屋」を代表する遊女・花の井。後に長らく途絶えていた伝説の遊女の名跡「瀬川」の5代目を継ぐことになる。書籍の出版や編集でその名を江戸にとどろかせた主人公の「蔦重」こと蔦屋重三郎(横浜)との関わりは、親に捨てられ吉原で育った重三郎と同じ境遇の幼馴染だ。
小芝にとっては初の大河出演、初の遊女役とあって、緊張しつつも「凜と美しくもあり、時にはバシッと蔦重の背中を押すような男前さも持ち合わせている花の井を、精いっぱい演じたいと思います」と意気込んでいる。
この発表にネット上では「とても楽しみです!」「期待しています」など応援する声もあるが、「遊女って小芝風花さんとはまったく真逆のイメージ」「ほんわかして柔らかい雰囲気の風花さんに遊女の艶やかさを出せるのか? 合わないキャラクターなのでは」など不安視する声もあった。
「多くの小芝ファンからは『大河出演はうれしいけど、朝ドラでヒロインを演じてほしかった』という意見が多かったですね。ただ、現在放送中の『大奥』(フジテレビ系)で、第10代将軍・徳川家治に降嫁した五十宮倫子を演じているのですが、演技的にも視聴率的にも残念な状態が続いています。大河で伝説の遊女を演じるにあたり、俳優としての評価を上げたいところでしょう」(テレビ誌ライター)
遊女という難役に臨む小芝の演技力に期待したい。