2月19日に放送された「ハマスカ放送部」(テレビ朝日系)に歌手で俳優の岡崎体育が出演。自身の芸名についてのエピソードを語った。
番組では、芸能活動をするのに本名と芸名、どちらを選択するかについて議論が展開。岡崎は、自分の芸名で「人生の中で、なんかちょっとイヤだったこと結構あったんですよ」と切り出した。それは5、6年前に高熱で入院した時のこと。「看護師さんがずっと僕のこと岡崎さんって言うんですよ」と振り返り「意識朦朧としてる時も『岡崎さん、岡崎さん』みたいな。俺はこんなしんどい時でも、岡崎体育でいなあかんねや、看護師さんの前で岡崎体育らしさを出さなあかんのや、こんなしんどい時でも。スゴい辛かった」と語った。
「岡崎の本名は“岡亮聡”。そもそも、岡崎体育はプロジェクト名でした。2019年にインタビューを受けた『anan NEWS』でも、岡崎は『僕の中で“岡崎体育”はひとつのワード。名前というよりもプロジェクト名なんです』と語っています。そしてその由来は、憧れのあるアーティストが由来となっています」(芸能ライター)
この由来となっているアーティストが、電気グルーヴの石野卓球だ。
「2016年に配信された『音楽ナタリー』のインタビューで『僕、いちばん憧れているアーティストが電気グルーヴなんです』と告白。『“石野卓球さんを超える”という意味で付けました。“卓球”を超えるためには、それを包括しなきゃいけない。だったら体育しかない!と(笑)』と明かしていました」(前出・芸能ライター)
ちなみに“岡崎”については、MC業をやっていた母親の芸名から取ったらしく「最初は「岡体育」っていう名前で活動しようと思ったんですけど、なんか漢字1文字というのは語呂が悪くて。それで母親の芸名を僕が襲名することにしました」と語っている。
はたして、現在の岡崎体育の中では、石野卓球を超えたいという目標についてはどう認識されているのだろうか。
(窪田史朗)