反町隆史が3月2日にフジテレビの湾岸スタジオで行われた同局のドラマ「GTOリバイバル」制作発表会見に登壇し、さすがの“グレートティーチャー”ぶりを発揮する場面があった。
周知のように同ドラマは、反町演じる元暴走族の高校教師・鬼塚英吉が、問題児だらけの高校の教師に赴任し、生徒たちと本気で向き合っていく姿を描いた学園ドラマ。1998年に放送され、人気を博したこの伝説の作品がリバイバル版として復活する。会見には、主演の反町ほか、オリジナル版で生徒役を務めた山崎裕太や小手伸也、岡崎紗絵、畑芽育、日向亘らが駆け付けた。が、今作で生徒役を演じた21歳の畑が体調不良で会見を途中退席するハプニングがあった。
畑を除くキャスト陣によるトークパートが進む中、反町は時折「畑さん、大丈夫かな?」と心配する様子を見せる。その後、会見の進行役を任された山崎に「ごめん、裕太、ちょっと芽育ちゃん見てきて。(途中降壇してしまって)たぶん入りづらいかもしれないから。もしあれだったら、せっかくだし。体調悪かったらそのままでいいんだけど」と要請し、司会の代打は小手が「ちょっとつなぎましょうか!」と急きょ担当することに。
しばらくして戻ってきた山崎に、反町が体を寄せて畑の状況を確認すると「ちょっと、体調不良みたいで。仕方ないですね」と報告し、「じゃあ司会を」と再び山崎に進行役を任せ「裕太ありがとね!」と感謝していた。
「畑は終盤のフォトセッションでも壇上に戻ることができず、山崎は『畑さんは楽屋で休まれているそうです。大丈夫みたいなのでご安心ください』と説明していました。反町は、畑が途中からステージに上がるのを躊躇している可能性を思いやったり、座長みずから体調を確認するのではなく、あえて弟分の山崎にお願いするなど、随所で気遣いを見せ、ネットには『反町さんって、女性からはもちろんなんだろうけど、男から見てもカッコいい』『ベテランの山崎裕太さんに様子を見に行かせるあたりがいいですね。若い子だとどうしていいかわからないだろうし、主役の自分が行くのもおかしいし。倒れた子が戻ってくるにしても、山崎さんと一緒なら戻りやすいしね。さすがの気遣い!』などと拍手喝采のリアクションが並んだ他、山崎への頼み方にも『言い方が優しいなぁと思いました』との声が上がっています」(テレビ誌ライター)
“グレートティーチャー鬼塚”の演技は地だったようだ。
(木村慎吾)