春は引っ越しのシーズンですが、昨今の物価高もあり、新生活に向けて「できるだけ節約したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。そこで、最近の引っ越し事情と、コンパクトな生活空間で快適に暮らすコツを紹介していきましょう。
今春から初めて一人暮らしをする予定の18~29歳の男女を対象にUQコミュニケーションズが行った『今春一人暮らしを始める若者の引っ越し準備に関する調査』の結果から、若者の引っ越しトレンドが判明したそうです。
その一つは“対面回避”。新居選びのプロセスでは、半数以上が「オンラインでの入居申し込みや入居手続きができること」を重視しているのだとか。また、インターネット回線工事のために、「他人が自宅に入ることに抵抗感がある」という人が約6割いたそうです。
もう一つは“スペパ(スペースパフォーマンス)”。これは、「居住空間ではモノを減らし、空間を効率的に使いたい」という傾向のこと。例えば、8割以上が「コンセント周りをスッキリさせたい」と考えていることも、スぺパといえるでしょう。
■コンパクトな部屋でスッキリ快適に暮らすには?
コスメやぬいぐるみ、洋服やバッグなど、モノが部屋中にあふれてしまいがちな女性の生活空間。コストを抑えて手狭な部屋を借りたとしたら、「いつの間にか“汚部屋”になっていた……」なんてこともあるかもしれません。でも、そんな空間でも、工夫次第で快適に暮らすことができるんです。具体的にみていきましょう。
前出の調査結果では、「新居をスッキリさせるために行いたいこと」として最も多い回答だったのが「モノを減らす」で61.5%でした。さらに、「家具・インテリアを統一する」が51.9%、「スッキリ見えるレイアウト」が48.1%。その他、「隠す収納や配線」などが上位に挙がっていました。
また、「新居でスッキリさせたい場所」を尋ねたところ、「衣類の収納周り」(83.2%)、「日用品の収納周り」(82.8%)、「コンセント周り(テレビ・レコーダー・PC・スマホ・ゲームなどがあるスペースのいずれか)」)」(82.1%)がTOP3でした。
とくに、インターネットの配線は複雑になりがちですから、UQ WiMAXなどのサービスや便利な機器を上手に活用して、空間をスッキリさせるのも一案です。同じく衣類や日用品なども、便利な収納グッズを活用してみるとよさそうです。
この春、スッキリとした見た目のお部屋に改造して、気持ちよく新年度のスタートを切ってはいかがでしょう。