SNSやLINEって、私たちの日常には欠かせないツールになりましたね。でも、「気が付いたらもう使っていた」という若い世代とは違い、「時代に合わせて頑張って使っている」という世代もいます。というわけで今回は、どんな世代にも役立つ“SNSとLINEの利用術”をお伝えしますね。
■句読点あるなしは世代による。人それぞれの違いを知って相手を認める
若い世代は、LINEでもSNSコメントでも句読点をつけませんよね。年齢が上がるほど句読点率は高まりますが、それを「怖い」とか「私を責めてるの？」と考える若い世代が多いようです。でも、年上世代は、怒ったり責めたりしているわけではありません。句読点をつけるのが当たり前と習い、それが身についているだけなのです。違いを知り、相手を認めましょう。
■「iPhoneバンザイ！」はいいけどAndroid派を馬鹿にしない
「Androidじゃダメ。iPhoneじゃないと！」という会話をよく耳にします。相手がAndroidと知ると「あぁ……Androidね……」と、少し馬鹿にしていませんか？ オトナ世代にはAndroidが好きな人が多いし、なんせリーズナブル。アップルほどのサポート体制はなくても、それを上回る費用対効果を感じている人もいるのです。
■ネット弱者には優しく。教えて欲しいという人には優しく教えてあげる
なんでもできる人が教え上手とは限りません。むしろ、自分が普通にスマホを使えるから、できない人がどこでどうつまずくかがよく分からず、うまく教えられない人が多いです。でも、中には自分はできる＆教え上手な人がいます。そういう人は、相手をよく観察し、耳を傾け、相手と自分を同化しません。それが本当の優しさだと思いますよ。
■自分がしたくないことは無理してやらない。SNSの自分ルールを作る
今や、SNSを“使うのも知っているのも当たり前”という空気が蔓延していますね。でも、本当にそうでしょうか？ 中には、「SNSの連絡で忙しくなりたくない」「連絡の取りにくい人のままでいたい」という人もいます。それは人それぞれです。周囲のそんな人を受け入れてください。あなたも、自分に便利で使いたいものだけ使ってくださいね。
■実は仕事に有効！？Facebookもやってみる
若い世代はインスタ派とX（旧ツイッター）派が多いですね。それはそれでOK。だけど、Facebookを毛嫌いしていませんか？ それ、もったいないですよ。かつてほどの勢いはありませんが、Facebookもまだまだ元気。とくに、組織で決定権のある人なんかは、実名行動していて仕事系サークルも盛んに行っています。人脈や恋活にはFacebookはかなり有効なんですよ。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ（パンの資格）を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。
