もし時間があるときなら、出汁をちゃんと取って豆腐とか油揚げとか好きな具を用意し、味噌汁をゆっくり味わうのっていいですよね。それはそうなんですが、朝、出かける前の食事で、そこまでていねいにやっていられません普通。
朝食は取るべきだと分かっているし、お腹空き過ぎて気持ち悪くなるのはまずい。けれど、ギリギリまで寝ていたいから、朝食を作る時間は極力時間をかけずに済ませたい……というときに便利なのが、フリーズドライの味噌汁です。
コーヒーとか紅茶とか白湯とかを飲むついでに沸いたお湯があれば、マグカップに注ぐだけでお味噌汁ができちゃいます。でも、今まで若干の違和感があったんですよ、マグカップで味噌汁。汁椀でもいいんだけれど、持ち手がある方が便利なのでついついマグカップを使っちゃうんですよね。
そこで、ニトリで見つけたのが「持ちやすい持ち手付き汁椀」499円。サイズは直径約10.5cm、高さ約7cm。素材は木ではなく、PET樹脂とABS樹脂。見た目はウッディな仕上げになっています。味噌汁に対応できるだけあって、耐熱・耐冷温度は-20~140℃。電子レンジ使用可です。
優秀なのは、内側に見えるようで見えない小さなメモリがあること。150cc、200cc、300ccの3段階でついています。フリーズドライのパッケージに書かれているオススメのお湯の量が、メモリで確認できるからとても助かります。もちろん、フリーズドライのスープにだって違和感ありません。
この汁椀自体の重さが約100gなので、マグカップと比べると断然軽い。そして、器自体が熱で熱くなるのが鈍い?熱伝導が遅い?ので、陶器やガラス製などのものに比べて飲みやすく感じます。
そして思うのが、持ち手付きで味噌汁を味わう場合は、中の具材は小さい方がいい! ナスや山芋みたいな野菜ゴロゴロのものより、ネギとかなめこなど、箸を使わずそのままスルッと飲めるものが断然飲みやすい。スープも、ミネストローネとかポトフではなく、コーンスープみたいなのがいいです。まぁ、お箸とかフォークとか使えば別にいいんですが。
持ち手があるから、片手で持って立って飲んでも罪悪感低め。個人的には、会社用に1個自分のデスクに置いておいて、昼食はコンビニおにぎりとフリーズドライのスープか味噌汁かでOKというときに便利そうです。
お椀に持ち手が付くと、機能的で自由で、持ち手があることで倒れにくいしこぼしにくいから、もしかしたら子供向けに使うのもいいのでは? 味噌汁やスープ以外にも、お鍋の取り皿にもよさそうです。
(ロドリゴいしざわ)