“春は恋の季節”とはよくいいますが、それってホント? 本当です! その理由を解説していきますね。
■別れの季節は出会いの季節
春は入学や入社、進級や異動の季節。別れが多いということは、出会いが多い季節ともいえます。つまり、今は恋人がいないあなたに“新しいチャンス”がやってくるということ。もちろん、今の恋人と「このまま付き合っていくか迷っている……」という人も、ふんぎりをつけて新しい恋に飛び込みやすい季節です。この季節をポジティブにとらえれば、恋のチャンスが増えると思いますよ
■春はピンクの「桜効果」が!みんな恋したくなる!?
春は桜の季節です。桜は日本人の私たちの象徴ですから、気持ちが引き締まりますよね。それに、桜の薄いピンク色は、色彩心理的にもドキドキワクワクを感じやすい色、穏やかないい気分になりやすい色ともいわれているのです。この“いい気分”が笑顔につながり、私たちのホルモンバランスにもいい影響があるそうですよ。やっぱり、春は恋の季節なのです。
■春の気温は脳を活性化させる!?
あまりに寒いと、脳がうまく働きません。20度くらいの春の気温だと、脳が快適に動くのだそうです。この考えに基づいてみると、寒くてツラい時期は恋愛に向きません。なぜなら、ツラいときって、脳はまず問題を解決しようとして恋愛どころではないのです。健やかに過ごせてはじめて、人は恋愛を求めるものなのです。
■コートを脱ぎ捨てて自由な気持ちになる
コートを脱ぎ捨てる季節になると、心のベールも1枚脱ぐような気持ちになりませんか? そして、薄着になることで、自分の身体やファッションを整えようともしますよね。こうした気持ちから、女性は女性らしさ、男性は男性らしさを深めてより魅力的になっていきます。恋愛は人間の本能。その本能が自由にのびのびと動き始めるのが、春という季節なのです。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。