お笑いタレント・明石家さんまが3月30日放送の「モモコのOH!ソレ!み~よ!」(関西テレビ)にゲスト出演し、俳優・木村拓哉と歌手・工藤静香夫妻の“危機察知能力”について言及している。
さんまと木村は2002年にドラマ「空から降る一億の星」(フジテレビ系)で共演して以降、20年以上にわたって家族ぐるみでの付き合いがあり、プライベートで木村の自宅に遊びに行くこともあるという。
具体的にどのような会話をしているのかを聞かれたさんまは「だいたい“オレがダメや”っていう話をする」とダメ出しされることが多いとし、「木村って察知能力がスゴいのよ。あれだけ10代からアイドルをやってきて、危険度とか(の察知能力)。『こういう女はどうや?』って聞くと、木村が『やめたほうがいいっすよ』とか。奥さんもそういう能力スゴいのよ。超スーパースターの夫婦やから、危険察知能力がスゴすぎるぐらいスゴいねん」と、2人からの助言に舌を巻いている。
主にさんまの女性関係にまつわる相談が多いようで、木村と工藤から「バカだねぇ~。それも会わないほうがいい」と呆れられたり、「(さんまと)半年後に会いたいっていう人とは会わないほうがいい。半年後に会いたいって“何か狙いがある”ってわかるっしょ」とのキムタク節の助言も紹介。
それでもさんまは「オレはプラス思考だから、“半年も経ってるのに忘れられへんのかな”って思っちゃう。これは持って生まれた性格の問題や!」と、恋愛においてはポジティブなスタンスだと釈明したのだった。
「木村と工藤については、たびたび物議を醸す言動も見られることから、その危機察知能力が『スゴすぎる』との指摘には疑問もあります。ただ、それ以上にさんまの女性関係におけるガードの甘さを思い出させますね。2013年10月と11月に立て続けにスクープされた艶系女優との密会デート報道ですよ。後にさんまはそれを『ハニートラップや!』と主張していましたが、わずか1カ月の間にそれぞれ別の2人から“ハメられる”という異例のワキの甘さを露呈。当時58歳だったさんまの2度にわたる報道を聞いた元SMAPでタレント・中居正広からも、14年7月放送『27時間テレビ』(フジ系)内の『さんま中居の今夜も眠れない』で、『何してんの、ウソでしょ?』『本当にスゲェ』と呆れられていました」(テレビ誌ライター)
詰まるところ、木村や工藤の察知能力がスゴすぎるというよりは、“飛んで火に入る夏の虫”状態のさんま側のセンサーがハリボテ状態だったようだ。
(木村慎吾)