お笑いコンビ・Aマッソの加納がABEMA「チャンスの時間」に出演。ベストな“キレ方”をアドバイスする人気企画「行列のできるブチギレ相談所」において、二世タレントを「9割ウザい」とブチまけたことで物議を醸している。
番組には、女優・大竹しのぶと明石家さんまを両親に持つタレント・IMALUがVTR出演し、新人時代に遭遇したというパワハラ全開のディレクターへの対処についてアドバイスを求めた。
当時を“キレるべきだったのか”と思い悩むIMALUだったが、加納はこの相談に「ま、これは凄く個人的な意見なんですけど、二世タレントが嫌いなんですね」とサラッと回答。続けて「芸能界にいる二世タレントの9割がウザいじゃないですか?」と暴論を展開すると、「基本的に淘汰されていくべき。業界ですごい評判が悪くなっていったらいいと思ってる」と、どういうわけか二世タレント全体を“口撃”し始めたのだ。
これには番組MCの千鳥・ノブも「スゴいこと言ってる…」と驚いていたが、加納には二世タレントを恨む理由があるようで「数年前に二世タレントの皆さんがパネラーをやったクイズ番組の“天の声”をやらせていただいた時に、スゴいむちゃくちゃ言われたんです。『誰なのこの人』『面白くないんだけど』って」とほろ苦い経験を打ち明けた。
他にも「こっちがすごく緊張してるMCの人にも馴れ馴れしくいったりするじゃないですか。慣れてるから、芸能人に。ガチガチになれよ! まだ1年目とか2年目とか、最初は。何をユルんで来てんねん!」とデビュー直後から芸能人慣れしている点もシャクに障るようだ。
「毒舌キャラが確立しつつある最近の加納は、今回の企画に限らず攻撃的な物言いが目立つ芸風になっており、昨年9月放送の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)では、先輩芸人の大久保佳代子が『何だコイツ』と嫌悪感を抱いた後輩として『Aマッソ』を名指しているほど。今回はあくまでブチギレ企画の一環とはいえ、加納が二世タレントに対して暴言を吐きまくったのは、自身がクイズ番組で言われてイヤだったのと同じことですからね。よって視聴者からは『あなたもあなたで結構嫌われてると思う』『ただの八つ当たり』『加納もだいぶ尖ってたから周りからウザがられてたと思うよ』と総攻撃されています」(テレビ誌ライター)
大久保が番組を見ていたら「お前もな」と突っ込んでいたかも?
(木村慎吾)