頑固な水垢汚れに効果的な「メラミンスポンジ」。このアイテムが登場するようになってからは、お掃除もずいぶん変わりました。サッとこするだけでスルスルと汚れが取れちゃうのです。でも、こんな便利なものでも“使ってはいけない場所”があります。正しく使うために、ぜひチェックしておいてくださいね。
■メラミンスポンジって何?
メラミンスポンジは、メラミンフォームという樹脂から作られたスポンジで、水で濡らしてこするだけで汚れが簡単に取れます。研磨することで汚れを除去するというわけです。使うたびに消しゴムのように削りカスが出て、徐々に減っていくのが特徴です。
■メラミンスポンジを使ってはいけない場所とは?
メラミンスポンジは、対象物をこすると研磨されてしまうという特徴から、使ってはいけない場所があります。
例えば、くもり止め加工の鏡。なぜなら、特殊なコーティングが施されているからです。また、ワックスが塗られたフローリングも、ワックスがはがれてしまうのでNGです。
陶器もNGです。ほとんどの場合、表面に塗装がされているため、はがれて傷んでしまうのです。コーティングが施されたフライパンにも気を付けてくださいね。
このように、基本的にコーティングが施されたものへの使用はやめましょう。逆に、メラミンスポンジがより効果的な場所と汚れは、お風呂場のイスや窓ガラスなどの水垢、水筒などについた茶渋、網戸の埃や土汚れなどがあります。
いかがでしたか? 正しく使って、ぜひお掃除を効率化してくださいね。