嵐が、4月10日に新会社を設立したとメンバー5人の連名で発表し大反響を呼んでいる。一方で、旧ジャニーズタレントのマネージメントを引き受けた「STARTO ENTERTAINMENT」の公式HPには、グループとしての「嵐」の名がありつつ、独立した二宮和也以外のメンバー4人が個別に、所属タレントとして公式HPで紹介されている。翌10日のスポーツ紙には、現時点で新会社で具体的に決まっていることは何もないとも報じられているが、いったい、嵐のメンバーが設立した会社は何を行うのか?その裏側をスポーツ紙記者がこう明かす。
「嵐では二宮が独立し、大野智も2021年から芸能活動を休業。他のグループとは事情が違い、さまざまな調整を行う必要があり会社を設立したようです。新会社には二宮も役員として名を連ねているので、個人事務所との調整も行いやすくなります。また、大野に関しては、どのタイミングで芸能活動を再開するか未知数ですが、実は、新会社は、大野のサポートを行うことが最大のミッションになっていると言われているんです。一説には、大野が芸能活動を再開させる際には、STARTO社から独立して、この新会社に移籍するという話もある。つまり大野の活動再開のために事実上、設立したのがこの新会社だというんですよ」
大野については長く芸能界復帰の意思が伝えられておらず、引退寸前とまで言われていた。そんな大野に、他のメンバーがアクションを起こす意味で、今回の新会社を設立したのだろうとみるのは民放関係者。続けてもらおう。
「大野は、沖縄の宮古島でリゾート開発を進めていて、現在は東京と沖縄を行き来する生活です。ゆっくりとした生活に慣れてしまい、芸能界への本格的な復帰は今後もしない意向とさえ言われていました。そこで新会社を設立し、大野さんが活動したい時だけ嵐として稼働できる準備を整えたいようです。大野さんがSTARTO社を主軸に活動再開すると、柔軟に芸能活動をするわけにいかないですし、所属タレントの1人として扱われ大野だけに手厚くサポートもできないでしょう。ただ、自分たちの会社ならそれが可能だというわけです。嵐は今年がデビュー25周年記念イヤーとなり、メンバーも松本潤を中心に、様々なイベントを計画しているそうです。大野は、グループとしての活動だけに限定して復帰するつもりのようですよ」
確かに、自分たちだけの会社でマネージメントを行えば、大野が半分はリゾート開発、半分は嵐のメンバーとして活動しても問題はないだろう。
「さらに、記念イベントの中で、特に大きいものを9月15日のデビュー記者会見を行った日か、11月3日のデビューシングルリリース日に合わせ、嵐の思い出の場所でもある国立競技場でのイベント開催を計画しているという噂がテレビ業界を駆け巡っています。ここで大野が大々的に復活し、嵐として新曲も出すという案があるとも。大野は、リゾート開発とは別に、かねてから進めていたアートの仕事も積極的にしたいと考えているとか。大野の個展なども、新会社なら思い切った進め方ができるでしょう」(前出・民放関係者)
新会社を設立したことで、5人そろった姿を見られる日は確実に近づいてきているようだ。
(渡邊伸明)