お笑いコンビ「かまいたち」濱家隆一の「引き」の強さが改めて注目されたのは、5月9に日更新されたYouTubeチャンネル「かまいたちチャンネル」。
そもそもの発端は2013年8月10日に行われた「かまいたち」の単独ライブだった。テーブルの上に用意された逆さまに置かれた50個の紙コップの一つに1万円が隠されている状況で、神経を研ぎ澄ますべく2日間断食して挑んだ濱家は見事一発で引き当て、客席から歓声と拍手喝采―。
11年後の今、これを再度、検証しようというのが、今回の企画なのだ。ただし、今回は濱家が断食に挑んでおらず、一発で引き当てるのではなく、入っていないと思われる紙コップを最後の1個になるまで消去していく方式が取られた。
「濱家は『熱なんですよ結局』と、紙コップ群の上に手をかざし、『こっちはないですかね』などと言いながら見当をつけながら、幾多の紙コップを大胆に開けていきました。なかなかに盛り上がり、紙コップは残り3個。結局ここで失敗し、濱家自身は、『まぁ、あり得るか…ぐらいのどっちでもない結果か』と落胆していましたが、相方の山内健司が同様のチャレンジするも、残り33個で終了していたんです。視聴者からは、『濱家さん、やっぱり持ってる』『山内さんぐらいが一般的には妥当では?』と濱家の引きの強さは証明されたと言っていいのではないでしょうか」(ネットライター)
動画を見た芸能関係者はこう話す。
「濱家は芸人をめざしてNSC(吉本総合芸能学院)に入学した当初、別の相方と『いばひ』というコンビを組んでいました。その後、5回解散しており、6人目にあたったのが、山内。濱家の山内に対する信頼は厚いようで『山内の相方なら誰でもできるけど、オレの相方は山内しかできない』とも発言しています」
現在の人気ぶりを考えれば、「かまいたち」を組んだ当初から、濱家の「引き」の強さは証明されていたのかもしれない。
(所ひで/YouTubeライター)