史実が元になっていることで今後の展開が懸念されているNHK朝ドラ「虎に翼」。5月22日に放送された第38話では、主人公の寅子(伊藤沙莉)の兄・直道(上川周作)の出征が決まり、戦時中であることを再認識せずにはいられない状況になった。
しかし前日の第37話では、やっと優三(仲野太賀)に恋心を抱いた寅子は、その夜、布団に入って眠ろうとしている優三に向かって寝たまま、コロコロと転がり、その直後に寝室から場面が変わり、玄関先で診察から帰ってきた寅子の懐妊告白シーンが展開された。
そのため視聴者からは「コロコロ寅子がかわいすぎ」「コロコロ転がった寅子を見る優三の驚いた表情にキュンとした」「NHK朝ドラらしいコロコロ寅子からのご懐妊報告にほっこり」といった明るい声がネット上に多数あがることになった。
また、そんな声と同時に、コロコロと寅子が転がって来る前までは、布団に入ったら即眠っていたように見えていた優三に対して「あれはガチ即寝? それとも狸寝入り?」と議論する声があがっているようだ。「ガチ即寝」と指摘する人々からは「優三の修行結果の即寝」「好きな人が隣に寝ているが、手を出してはいけないという煩悩との戦いから編み出した対策が即寝」「自分を無にするための即寝」「緊張しすぎて寝落ち=即寝」といった見解が、「狸寝入り」と指摘する人々からは「緊張するとすぐお腹が痛くなる優三が、大好きな寅子の横で即寝できるわけがない」「優三は現代で言えば過敏性腸症候群。デリケートな優三が寅子の横で即寝できるなら腹痛なんか起こさないと思う」といった見解があがっていた。
はたして、どちらの見解が「正解」だったのだろうか。