Number_i・平野紫耀の弟でアパレルブランド社長・平野莉玖が5月21日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演。“兄譲り”の優しさが垣間見られるエピソードを披露している。
2歳上の兄に似た天然オーラを放つ莉玖。「残念すぎた私のおうちごはん」とのトークテーマでは、学生時代の運動会で「お弁当を見せ合いっこ」していた当時を振り返り、「友達はキャラ弁とかお重だったんですけど、ウチは何だろうってパカっと開けたら、チョコチップのスティックパンがギチギチに詰められて」いたという。
衝撃を受けた莉玖は帰宅後、紫耀にその出来事を話したところ、兄からは「お前もか…」との言葉が。ただ、平野家ではシングルマザーの母が仕事と家事に奔走する日々だったことから、兄弟は愚痴をこぼすこともなく、莉玖は「ウチは女手一つだったので。時間がないのも分かってたので、何も言わずに“美味しい”って」と話していた。
「弟と同様、紫耀にも母への思いが伝わるエピソードも多く、22年7月号『Myojo』のインタビューでは『僕が何か人生で大きな決断をする時の判断材料の一つに、母親に喜んでほしいってことがある気がします』と語っています。『AERA dot.』の取材でも、母からの大切な教えとして『礼儀正しくて女の人を守れる男になりなさい』との言葉を紹介、続けて『女性の存在って偉大だなって思います。だって、どの男性も必ず女性から生まれてくるわけですから。体が大きくて力があっても、男性は女性を支える存在じゃなきゃいけないんだなと』と話し、母へのリスペクトが女性への優しさに繋がっていったようです。思春期の兄弟にとっては衝撃の強い“チョコチップパン弁当”ですが、紫耀は過去におふくろの味を聞かれ『しなしなの唐揚げと、べちょべちょの白米』だと答えたことがあり、世間からは質素に見えても、紫耀にとっては多忙の中でこしらえてくれた母の愛情が伝わる一品だったのでしょう」(女性誌ライター)
そんな兄の背中を見て育った莉玖も、運動会でのチョコチップ弁当は良き思い出として記憶に残っているのだろう。
(木村慎吾)