5月22日に山口県山口市のきらら博記念公園で開かれたイベント「King & Princeとうちあげ花火」。
デビューシングル「シンデレラガール」から昨年11月発売の「愛し生きること/MAGIC WORD」まで、キンプリの代表曲とともに花火を打ち上げる複合型イベントだ。
千葉県のZOZOマリンスタジアムで4月11日に開催された初回に続き、2度目となる「キンプリ花火」だが、運営管理を巡るトラブルが波紋を広げている。
「この日、会場には約3万人の大観衆が詰めかけました。遠方から訪れたファンはJR新山口駅から新幹線を利用する必要があったのですが、終電に間に合わない『帰宅難民』が大量発生してしまった。結果、新山口駅では約1000人のキンプリファンが始発まで待機する事態となったのです」(芸能関係者)
これを受け、5月23日に主催者が公式サイトで「ご迷惑をおかけしたお客様、関係各位に心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「事前に予測できなかったのか」と運営の不手際を指摘する声が広がっているのだ。
もっとも前出の芸能関係者は「トラブルが大きくなったことは事実だが、これを不手際と断定するのは違和感がある」と擁護する。
「イベントが終わったのは午後8時半。十分な数のシャトルバスが用意されていたうえ、事前にチケット販売サイトで『最後のお客様が乗車されるまで3時間程度の時間を要することが予想されます』との注意喚起もされていたのですが、駅までの道路で事故があり想定外の大渋滞となってしまった。運営のミスというより不測のトラブルによるものと見るのが妥当ではないでしょうか」(前出・芸能関係者)
ファン、運営ともに何とも気の毒であった。
(塚原真弓)