昨年5月より2人体制となったKing & Prince(永瀬廉、高橋海人)が5月25日放送の音楽番組「with MUSIC」(日本テレビ系)に出演し、司会進行の有働由美子アナからNumber_i(平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太)について質問を受ける場面があった。
2018年にデビューし、今年で6周年を迎えたKing & Prince。平野ら3人がグループを脱退し、永瀬と高橋の2人体制として、テレビ初披露となるデビュー曲「シンデレラガール」を熱唱した。
歌唱後、有働アナから「2人でやってるからこそ成長できたとか、こういう発見があったなっていうことはありますか?」と聞かれ、永瀬は「シンプルに歌番組でめっちゃ抜かれる」とカメラにアップで映る回数が増えたと説明。続けて「自分の歌うパートも増える、ダンスも抜かれることが増えるということで、頑張ろうという意識は上がりましたね」と、5人体制との違いに言及した。
すると、現在は旧ジャニーズを離れ、新会社「TOBE」に身を置く元King & Princeの3人について、有働アナが「Number_iのパフォーマンスも見たりはするの?」とストレートに質問。これに永瀬と高橋は口をそろえて「もちろん」と笑顔で即答した。
高橋が「いや、もう、ほんと、大好きな兄貴分みたいな感じなので。毎回、楽しく見させてもらってます」と語ると、隣の永瀬も「カッコいいよね、『GOAT』もね」とNumber_iの新曲を口にして活躍を見守っていることをほのめかした。
「国内での活動継続を希望した永瀬と高橋に対し、平野を筆頭とするNumber_iの3人は海外進出を熱望していたとされ、両者の間には軋轢もあったと報じられた時期もあります。また、“どちらを応援するか?”といったテーマでは、一部ファンの分裂も生じるなど、King & PrinceとNumber_iの関係性は非常にナイーブなものでした。そうした中で、事務所に残留した永瀬と高橋がNumber_iの現況を見守っていることがわかり、“大好きな兄貴分”や“カッコいい”といった愛のある言葉を聞くことができたのは、大きな意味があるものだったと言えます。視聴者も、2人のコメントに感動する人が多く『Number_iのことを話してくれて嬉しい』『もう涙止まらないよ…』『有働さん、聞いてくださり、本当にありがとうございました』『2人の初言及でファン同士の争いも終わってほしいよ』などの声が並んでいました」(テレビ誌ライター)
離れていても絆は変わらない。キンプリファンも、Number_iファンも、そう確信できた言葉だったといえそうだ。
(木村慎吾)