子どもの“朝の支度”に手を取られて悩んでいませんか?
子どもが自分のものを自分で準備できるようになってきたら取り入れたいのが、チェックリストを活用してすべての支度を自分で行う習慣を作ること。次のようなお助けグッズを活用すると、子どもが自分で自分の支度を管理できるようになっていきますよ。
■準備チェックボード
朝起きてから出発までに取り組むべきことを順番に提示するチェックボードを作成し、それを見ながら準備を進め、終えたらチェックする習慣ができると、自分で確認して実践できるようになっていきます。
「朝ごはんを食べる」「歯磨きをする」「着替える」といったタスクを書いたマグネットを取り組む順に並べて貼ったホワイトボードなどを用意し、終えたらマグネットをひっくり返して色が変わるようにするなど、終えたものとこれからやるものを判別できるようにすると分かりやすいですよ。
■時間が“見える”タイマー
残り時間を色で示してくれるタイマーを導入すると、子どもが「準備時間はあとどのくらい」かを自分でチェックできるようになります。デジタル時計の“あと何分”という数字より、色のついている面積の大きさでチェックできるほうが分かりやすい子どもが多いので、「あと10分だよ」などと言葉で伝えてもイメージしにくい場合にオススメです。
■忘れ物チェックボード
玄関の近くに置いておきたいのが、持ち物をチェックするボード。家の鍵やハンカチ・ティッシュ、水筒、マスク、その日の特別な持ち物などを書いておき、すべてあるかチェックしてから家を出るようにするとよいでしょう。自分の力で準備を進めて最終チェックまでできるようになると、忘れ物の心配も少なくなっていきますよ。
ママがチェックすると、つい口うるさくなってしまいがち。あれができていない、これは持ったかと声を荒げずに済むよう環境を整えてあげると、できていない場合でもチェックリストを見ながら確認するサポートのみで済むようになっていくため、ママの負担を軽減しやすくなります。最初は一緒に取り組む必要があることが多いですが、最終的に1人でできるようにサポートしてあげましょう。
(Nao Kiyota)