12月15日に放送された天海祐希主演ドラマ「Chef~三ツ星の給食~」(フジテレビ系)の平均視聴率は8%で幕を閉じた。最後まで2ケタ台には届かなかったが、視聴者からは「納得のいくイイ最終回」「久々にモヤモヤが残らず、すっきり終われるドラマを観た」など概ね好評だったようだ。
「『Chef』は、高級レストランの三ツ星シェフが学校給食の調理人になり、児童たちに最高の給食を提供し、子供の苦手な食材もおいしく調理するという場面がふんだんにありました。それで、主婦層の支持が高かった。ただ、主婦は家族がそろう夜は忙しいから、録画してゆっくり観てレシピをメモする人が多かったため、視聴率は伸び悩んだのだと思います」(テレビ誌ライター)
確かに、フジテレビには「レシピを教えてほしい」という問い合わせが殺到。また、ネット上の感想を見ると、いつも前向きで楽しく料理をする主人公・星野光子(天海)に励まされたという書き込みも多い。
続編やスペシャルを望む声も多数あり、“視聴率以上の手ごたえ”があったドラマだったようだ。