『カルディ』が初夏の時期に出すレモン味のいろいろな食べ物も、評価が高いアジア・エスニック系の食べ物もなんとなく味の想像はつくけれど、「メキシカンって何!?」と思い、今回購入した3種類の焼きそば。果たして、いったいどんな味なのか、作って検証することにしました。
まずは「瀬戸内レモン 塩焼きそば」2食入り264円。焼きそばの麺と顆粒のソースが入っています。説明によると「瀬戸内レモンの爽やかさとチキンブイヨンの旨味のソースに、ガーリックを隠し味に効かせました」と書かれています。作り方としては、具を炒める→麺入れる→水足してほぐす→粉末ソースを混ぜて完成。
次に「上海焼きそば」2人前224円。こちらは麺と液体ソース入り。「生麺ならではのモチモチ食感がたまらない、カルディオリジナルの上海やきそばです。オイスターソースをつかった本格仕様の味わいをお楽しみいただけます」と書かれています。作り方は、麺茹でる→焼き色がつくまで炒める→一旦どかして、具を炒める→麺を具と一緒にフライパンへ→ソースをかけて炒めて完成。3つの中で工程が一番多い、具を炒める前に麺を茹でて炒めることが必要になります。
一番楽ちんな作り方なのは、最後の「メキシカンヤキソバ」1食入り162円。これも麺と液体ソース入り。「トマトペーストにクミン、コリアンダー、オレガノ、青唐辛子をブレンドしたソースと麺のセットです」となっていて、作り方は耐熱皿に麺と具を乗せてレンチン→液体ソースかけて混ぜる→仕上げに具材をトッピングして完成。フライパンいらずです。
作るにあたっては、「袋の裏に書かれたレシピと材料で作る」「キャベツを入れる」「レシピに具の指定がない場合、パッケージ写真を参考にする」の3つを共通ルールに設定。なので、塩焼きそばには豚肉とキャベツ、上海焼きそばにはエビと小松菜、メキシカンヤキソバには「本当に合うのか?」と思いつつ、アボカドを添えた。果たしてどうなる?
食べ比べてみると、塩焼きそばはレモンよりニンニクがっつり。後からレモンがファ~ッとくるけれど、基本は塩ニンニク。さっぱりしているけれどパンチが効いています。
上海焼きそばは麺をしっかり焼く工程があったから、3つの中で一番香ばしい。カリッと部分とモチッと部分の両方がいい食感です。
予想外に美味しかったのがメキシカンヤキソバ。味はほぼタコス。なので、アボカドがすっごく合う! トッピングのトマトと添えたアボカドで大正解の美味しさです。レシピに書かれていた具材がタマネギ、ウィンナー、トマト、シュレッドチーズだったのですが、チーズも程よく熱で溶けていい感じ。一番キワモノっぽく想像もできなかったけど、一番ハマる美味しさでした。
メキシカンヤキソバは、作り方もレンチンだけでOKなので、これはご飯を作りたくないときとか、時間がないときでもイケる。今度カルディに行ったらまとめ買いしようと思える、個人的に大ヒット商品でした!
(ロドリゴいしざわ)