ボイメンこと、BOYS AND MENのメンバーである平松賢人の昭和歌謡アーティストとしての活動が順調だ。この春には、氷川きよしが新会社を設立して歌手活動を復帰したものの、男性の昭和歌謡ジャンルのソロアーティストでスターがなかなかいない中、平松が新しい道を切り開いている。そこで独占インタビューを実施!
「2022年に初めて昭和歌謡のシングル『灼熱ロマンス』を出したところ、想像以上によい反響をいただき、今回のセカンドに至りました。ぜひ聴いていただきたいのは、カップリングの『愛のスカーレット』です。ファンとのコール&レスポンスがとても楽しい曲で、『アモーレ!』という歌詞があるのですが、そこをボクが歌い上げると、ファンの方々も大声で、アモーレ!と叫んでくれて(笑)。昭和や平成の歌謡曲、古きよき日本のポップスが鳴り響き、(同)世代の人も、そうでない若者も、きっとどこか懐かしい香りがします。振り付けもまたいい意味で今っぽくない、むしろ流行りのダンスになっています。表題曲の『ア・ヤ・シ・イ・ネ』に関してもまた、作曲家の先生が、ボクにふさわしい曲だと、ずっと温めてくださっていて、この2つの楽曲で昭和な世界観が仕上がっています。そうそう、最近は演歌歌謡の歌のイベントやコンサートにも呼ばれるようになって、これまでボイメンの活動では出会えなかったファンの方々とも接する機会もできました。昨日もショッピングモールの特設ステージで、『あなたのような素敵な人に、初めて出会えたわ』と、エレガントなマダムに声をかけていただき(笑)。紅白歌合戦に出場することを目標に、これからもたくさんの方に応援してもらえるような歌手になりたいですね。夢は、トシちゃん。田原俊彦さんのように、60歳過ぎても踊って歌ってみんなを楽しませることができるエンターティナーを目指しています」
初のソロシングル「灼熱ロマンス」は、演歌・歌謡ジャンルのヒットチャートで1位を獲得。今年デビュー45年目を迎えるというトシちゃんを目指して、がんばれ、ケンちゃん!