松本若菜主演ドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS系)が7月9日にスタートし、世帯平均視聴率は7.3%だった。
仕事はバリバリこなすが、家事だけは徹底的にやりたくない独身アラフォーの西園寺一妃(松本)。保護犬を引き取ったことで、思い切って母屋のほかに賃貸物件の付いた一軒家を購入する。そんな彼女の部下として現れたのは、年下でアメリカ帰りの天才エンジニア・楠見俊直(松村北斗=SixTONES=)。
ある日、楠見が住むマンションが火事になってしまう。そこは、西園寺の家の近くで、彼女が様子を見に行ったところ楠見と出くわす。援助を申し出た西園寺だったが、楠見から断られてしまう。何となくモヤモヤする彼女は、仕事でもうまく楠見とコミュニケートできなくなっていた。
そんな2人を気遣った社長(藤井隆)は、2人の食事会をセッティングするも、夕方になるとそそくさと帰ろうとする楠見。どうやら具合が悪そう。彼の後をついていくと、そこは保育園。彼には4歳になる娘(倉田瑛茉)がいたのだ。火事の後、漫画喫茶を転々としている楠見親子を、西園寺は自宅に招き入れる…。原作はひうらさとる氏の同名漫画だ。
視聴者の感想としては「面白かったですね。松本若菜さんの演技も良い」「漫画の原作通りで、見事なドラマ化でした」「家事嫌いな西園寺と、几帳面な楠見のコンビが織りなすストーリー、面白い」など好評だ。
「妻(松井愛莉)を亡くして1年間、子育てに悪戦苦闘してきた楠見。何でも完璧だった妻のようになりたいとの思いでしたが、娘から『ママは楽しいからしていたんだよ』と言われ、号泣してしまいます。このシーンに、もらい泣きをした視聴者が続出していましたね」(テレビ誌ライター)
次回から、西園寺と楠見親子の共同生活が始まる。ハートフルな物語に、心がホンワカしそうだ。