7歳の長男、4歳の次男、1歳の長女を育てる歌手でタレント・鈴木亜美が7月9日放送の「上田と女がDEEPに吠える夜」(日本テレビ系)に出演し、友人からの「ハラスメント発言」に不満を漏らす場面があった。
この日のテーマは「ハラスメント疲れ」。出演者が日常の様々なシーンで感じた“ハラスメントな瞬間”を語り合う中、鈴木は「独身の頃と違って、結婚して子供ができてから、その頃に仲良かった友達とかが『子供いるからちょっと無理だよね?行けないよね?』って。それ、わざわざ口に出して言わなくてもいいんじゃないかなぁ、ハラスメントじゃないかなぁって」と、友人からの誘われ方で不快に思うことがあったという。
これに対し、12歳と7歳の男児を育てるタレント・若槻千夏は「今、言われるまで、(その誘い方を)配慮だと思ってた」と驚いた様子で反応。若槻には「子供いるから無理だよね?」と加えることは断りやすくするための気遣いに感じていたようで、「“そうそう、ありがとう“みたいな。“その日いけないんだよね”って言いやすいから」「それをハラスメントって感じたことないから、いろんな考えがあるなぁと思って」とコメント。これには鈴木も「そっかぁ」とうなずき、納得しながらリアクションしていた。
「実際のところ、単にそのフレーズを含ませるかどうかという問題以上に、その伝え方や、鈴木と友人の関係の深さにも関わってくるのではないでしょうか。視聴者は、若槻のように“配慮をした結果の表現”であると考える人が多く、やや過敏にハラスメントと捉えた鈴木には『何でもハラスメントって言うな』『思いやりや気遣いもハラスメントになるのか』『考えすぎ』との声が大半を占めたほか、『多分そこまで深い友達じゃなかったんでしょうね』『本当に仲良い人だったら、そんな表現ぐらいでいちいちハラスメントとか言わないと思う』とする反応もネット上には見られました。もしかすると、育児に追われる中、メンタルも不安定になっているタイミングで言われてしまい、悪い意味に解釈してしまった可能性もありますね」(テレビ誌ライター)
冷静になった今、若槻が推察した友人側の想いや配慮を聞き、納得できただけでも誤解が解ける良い機会になったのではないだろうか。
(木村慎吾)