7月10日の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で放送された「謝罪ドッキリ」が反響を呼んでいる。
この日、同番組で放送されたのが「昔、不義理をした人に謝りに行く系のロケ、少し売れたことで先方も大目に見てくれると思ったら大間違い説」。
ニセ番組のロケで謝罪に訪れた芸人に対して、不義理を受けた当事者が決して許すことなく、当時の温度感そのままでブチギレられるというドッキリ企画だ。
ここで「不義理芸人」として登場したのが、ちゃんぴおんずの日本一おもしろい大崎。10年以上前、合同ライブをすっぽかしたことから「お前とは舞台に立たない」と激怒させてしまった街裏ぴんくに懸命の謝罪を行った。
「街裏の『本当にキレているのでは』と思わせる迫真の演技にスタジオは大盛りあがり。納得の行かない大崎がロケバスで舌打ちを連発する隠し撮りの面白さも加わって、SNSでも『傑作回』と評価する声が相次いでいました」(芸能関係者)
大絶賛の「謝罪ドッキリ」企画だが、放送後にまさかの展開が。この関係者が続ける。
「3年前に街裏と大崎がSNS上で“和解”を示すやりとりをしていたことが判明し、番組に『ヤラセ疑惑』が指摘されているんです」
2021年12月13日、ツイッター(現・X)上で「僕が怒って疎遠になってた樽錦の大崎と久々舞台上で話せて和解!」と綴った(※「樽錦」は「ちゃんぴおんず」の旧ユニット名)街裏に対し、大崎も次の日に「昨日はありがとうございました!」と反応。すでに和解済みと思われる受け答えがなされていた。
こうしたヤラセ疑惑を受け、7月15日に大崎は「ヤラセかヤラセじゃないか問題」と題して自身のnoteを更新。
3年前のやりとりについて「あくまでも表面上でちゃんと謝れてない」とした上で、そもそも今回の企画は「和解ドッキリ」ではなく「不義理をした人に謝りにいく、なのにめっちゃ怒ってる」という趣旨のドッキリであることを強調したのだった。
「さすがにSNSで『和解の証拠』が残っているのは視聴者としては興ざめでしょう。大崎の主張も理解できなくはありませんが、和解済みである街裏の激怒を真に受ける説明がつかない。いささか苦しい弁明だという印象を受けました」(前出・芸能関係者)
SNS社会ゆえの疑惑であった。
(塚原真弓)