「女優」田中みな実がフジテレビ系「ボクらの時代」(7月14日放送)に出演し、いまだに“フリーアナウンサー”扱いされることについて「結構なストレス」だと話している。
田中は2009年からTBSで局アナとして活躍した後、14年にフリーアナウンサーへ転身。バラエティ番組での奔放な発言が人気を集めると、20年には女優系プロダクション「フラーム」へ加入し、現在はバラエティへの出演は控えている状況だという。
しかし、女優1本に邁進中で「アナウンサーの仕事を一つもやっていない」現在でも“フリーアナウンサーの田中みな実”と呼ばれてしまうことが「私は結構なストレス」だと吐露。世間からは「(かつてバラエティで)ぶりっ子とかをやってたくせに女優をやってる」といった見られ方が強いようで、他にも「“女優ぶってる感じがイヤ”っていうのもあるんだろうけど」と自身のイメージを推察した。
そんな現状にも「結果を出すしかないのよね」と意気込み、「何かを続けていく中で、ちゃんと自分でも自信を持てて、皆さんにも何の偏見もなく、真っ直ぐ見てもらえるように頑張るしかない」と話した。
「田中が本格的に女優業をスタートさせたのはフラーム加入前後の20年以降のことで、まだ経験が浅いというのが『フリーアナウンサー』と呼ばれるシンプルな理由でしょう。加えて、23年9月までMCを務めた恋愛トーク番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)で放ったコメントや存在感も要因と考えられ、その強烈な印象は数年では消えないのではないでしょうか。つまり、それだけタレントとしての活躍が華々しく、マルチな才能に恵まれていることの裏返しでもある。そんな器用な田中ですから、女優のみに注力した場合、いずれ誰もフリーアナウンサーとは呼べなくなるほどの活躍を見せてくれそうです」(テレビ誌ライター)
ちなみにフラームからは「女優業をちゃんとやるんだったら(バラエティの仕事は)手放しましょう」とアドバイスされていると明かした田中。「いざ手放したら、お芝居の仕事にすごい集中できた」とも話しており、今後はますます“女優街道”を突き進んでいくことになるようだ。
(木村慎吾)