日本サッカー界に激震が走った。日本代表MF佐野海舟が7月17日、女性への性的暴行で逮捕されていたことが発覚し、決定していたドイツ・マインツへの完全移籍が不透明な状況となっている。
佐野はJ1・鹿島アントラーズで際立ったプレーを見せ、昨年11月に日本代表デビュー、今月4日にはマインツへの移籍が発表されていた。
21日からは新天地での合宿が控えていたが、その間際、東京都内のホテルで30代女性に性的暴行をはたらいたとして、14日に警視庁に逮捕されていたことが発覚。23歳の将来有望な佐野の海外リーグ初挑戦と逮捕報道が、わずか2週間の間に立て続けに伝えられ、サポーターからは怒りと悲しみの声が相次いでいる。
また、これを機に、改めて注目が集まっているのが、元日本代表・内田篤人氏の“女”に関する「金言」だ。
「現役時代から女性人気がズバ抜けて高かった内田氏ですが、2015年5月には小学校の同級生で初恋の相手である一般女性と結婚、『一途でステキすぎる!』『中身までイケメン』などと絶賛されました。22年9月にDAZNで配信されたサッカー番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』では、日本とドイツを何度も行き来していた現役時代の国際線で、CAの女性から連絡先を渡されるアプローチを受けたことがあると告白。それが独身時代なのか結婚後なのかは不明ですが、『サッカー選手はモテますから、気を付けてください』『女性についても、自分をちゃんと管理できないと色々大変かなと思います』と、代表の後輩・宮市亮にアドバイスを送っていました。また、21年に放送された別の番組では、当時19歳だった鹿島アントラーズの後輩・荒木遼太郎にも“20歳のサッカー選手が気を付けること”の一つとして『女性』と指摘。そうしたこともあり、今回の佐野海舟の逮捕を受けネット上には『内田篤人大先生の金言を思い出すなぁ…』『内田篤人先生、海舟を指導してください…』との反応が並んでいます」(スポーツライター)
内田氏は、佐野と同じ鹿島アントラーズで活躍した後、ドイツへと渡りワールドクラスの選手となった。が、佐野の場合はドイツに渡る前にキャリアが白紙になる可能性があり、性的暴行が事実であれば過ちの代償はとてつもなく高くつくことになりそうだ。
(木村慎吾)