日焼け止めが欠かせない季節です。油断していると、首筋や鎖骨などが真っ赤になってしまうことってありますよね。そんな心配から、首元に日焼け止めをたっぷり塗ることもあるでしょう。そんなときに起こりがちなのが“Tシャツの変色”です。
実は、漂白剤を使って洗うと、日焼け止めの成分と漂白剤の成分が化学反応を起こし、真っ白なTシャツがピンク色に染まってしまうんです!
■話題になった花王の投稿とは?
洗剤製品を多く手がける花王はすでにこのトラブルを心得ているようで、Xの花王公式アカウントに次のように投稿しています。
その投稿によれば、「ピンク色に染まってしまったTシャツは、洗剤につけ置きして何度かもみ洗いを繰り返せば、元に戻る可能性が高い」とのこと。
さすがに、買ったばかりの真っ白なTシャツがピンクに染まってしまうのは残念ですよね。ピンク色のTシャツがお気に入りならよいですが、さすがにそういった人は少ないはず。
また、花王の公式サイトでは、詳しく回復方法や予防策が解説されています。
回復させるには、衣類に残った日やけ止めを、洗浄力の高い濃縮タイプの液体洗剤で落とします。塩素系漂白剤で漂白した直後の場合は、まずは水で充分にすすぎ、軽くしぼってから、ピンク色になった箇所に衣料用濃縮洗剤の原液をまんべんなく塗布し、5~15分置くとよいそうです。
その後、ていねいにもみ洗いし、よくすすぎます。完全に落ちていないのであれば、もう一度繰り返すとよいそうですよ。