【ママたちの掃除術⑥】美味しいご飯の秘訣は「炊飯器」を正しく洗うことにあった!
炊き立てのご飯の美味しさを支えている「炊飯器」ですが、内釜だけを洗って満足していませんか? 実は、見落としがちな部品や正しい掃除方法をマスターすることで、炊飯器の性能を保ちつつご飯の風味を最大限に引き出すことができるんですよ!
ご飯を炊くたびに、必ず洗うべき部品は「内釜」「内蓋・ふた加熱板」「蒸気口(蒸気キャップ)」の3つです。内釜はご飯が直接触れる部分なので、傷付けないようスポンジの柔らかい面で洗いましょう。内蓋・ふた加熱板は蒸気やご飯のデンプンが付着しやすい部分。とくに、パッキンの隙間にはヌメリやニオイの原因が潜んでいるのでていねいに洗い流しましょう。蒸気口(蒸気キャップ)は蒸気が出入りする部分で水滴やホコリが溜まりやすいため、分解できるタイプは必ず外して洗いましょう。
月に1度は、内釜をセットする底(ヒーター部分)や内釜の周り(本体の縁)、裏側の通気口などもチェック。電源プラグを抜いて、固く絞った布で汚れを拭き取りましょう。デンプン質の汚れが付着していたり埃が溜まっていたりするので、放置すると変色やニオイの原因になってしまいます。細かい穴などは、綿棒や濡らした布でていねいに拭き取りましょう。
最近の炊飯器には、「お手入れ」「クリーニング」といったコースが搭載されていることがあります。ニオイが気になる場合はお手入れコースも活用しましょう。内釜に水を張り、クエン酸を小さじ1~2程度入れてお手入れコースで炊飯すると、ニオイがスッキリ落ちやすいですよ。
いかがでしたか? 正しいお手入れを習慣にすることで、炊飯器はいつまでも最高のパフォーマンスを発揮して毎日のご飯を美味しくしてくれます。お手入れできていない部分がないか、いますぐチェクしてみてくださいね。
(Nao Kiyota)
