元モーニング娘。の辻希美が7月24日までに更新したYouTubeチャンネルで、「筑前煮」にまつわるほろ苦い思い出を振り返っている。
この日、辻は「気合いで作った父の日ごはん!!!」と題し、筑前煮のほか、豆腐ステーキや薬味たまご、煮込みハンバーグといった手料理を披露した。いつものように複数のメニューを手慣れた様子でこしらえていくと、筑前煮について「(具材を)オシャレな切り方とかは一切しないです。フツーの筑前煮です」と紹介。
すると、ここで過去のある“騒動”を思い出し、「昔さ、ブログで『筑前煮です』って載せた時、炎上したの」と明かすと、「その理由がね、『具がデカすぎる』っていう…。そこからはなるべく、気持ち、小さくしています」と筑前煮の調理にちょっとしたトラウマがあったようだ。
実際、トラウマになるような日常生活への厳しい言葉をこれまで、辻は何度もネット民から、ぶつけられることがあった。俳優・杉浦太陽と19歳で結婚し、20歳で第一子を出産した辻には、当初より“ままごと婚”と冷やかす声が多く、やることなすこと、全てにヤジが殺到してしまう時期もあった。
例えば、かつて、この日の献立にもある煮込みハンバーグの写真を公開した際には「ハンバーグは焼け!」との指摘が寄せられたり、おでんの写真を載せると「練り物が多いんだよ!」とのお叱りが。また、イチゴ狩りで練乳をかけてイチゴを食べただけで「せっかくのイチゴに練乳かけやがって!」と“大炎上”したこともあったのだ。辻自身「初めの頃は泣いていた」とも振り返ったこともある。
さらに、結婚6年目の2012年11月の一部報道によれば、ブログに、寝室で仲良く眠る杉浦と子どもの写真をアップしたところ、ベッド脇にティッシュ箱が写り込んでいたことに注目した読者から「生々しくて気持ち悪い」「夜の行為が想像できてイヤ!」などと、強引なヤジが来たことさえあったという。
もはや何を書いてもイチャモンをつけられるサンドバッグ状態だった辻。が、年月が経ち、4人の子供たちにも恵まれる中、逞しさも身に付け、昔の苦い思い出もサラリと語れるようになったと言ってよさそうだ。
(木村慎吾)