あなたには、今気になっている人はいますか?
好きな人や気になる人をデートに誘いたいけれど、「断られるのが怖くて誘えない……」という経験をしたことがある人も多いはず。そんな人のために、断られにくい誘い方を紹介しましょう。
■恋愛にも使えるナッジ理論とは?
行動経済学による考え方に、「ナッジ理論」というものがあります。これは、基本的に商品を買わせるためのマーケティング戦略やビジネスの世界などで使われることが多いのですが、恋愛に応用することも可能です。このナッジ理論を実際に使いやすく分かりやすくしたものを、「EASTフレームワーク」と呼びます。
■EASTフレームワークを使ったデートの誘い方とは?
EASTフレームワークは、4つの言葉の頭文字を取ったものなのですが、それぞれの意味を簡単に説明しましょう。
●Easy:簡単で面倒な手続きが必要ないこと
●Attractive:相手の興味を惹くこと
●Social:社会の人との関係を感じること
●Timely:適切なタイミングであること
これらの要素が揃っていればいるほど、相手はYESと言いたくなります。具体的なデートの誘い方は、以下のようなものです。
「実は○○くんが好きだって言っていたタイ料理で、期間限定メニューがとても人気なお店を見つけたの! もうすぐ期間が終わっちゃうから一緒に行かない?」
このように誘うと、「相手が興味のあること」「他人も評価していること」「今しかないこと」を伝えられるので、いい返事を期待できるのです。。
■選択肢を3つにするのがオススメ
デートに誘う際、よく「○○レストランと○○レストラン、どっちがいい?」など、2択で聞くのがよいといわれますよね。これはこれで効果があるのですが、ナッジ理論を応用するなら3択がオススメ。相手にとって“選択を簡単にする”というメリットがあるからです。
いかがでしたか? 気になるカレをデートに誘いたいとき、ぜひ参考にしてみてくださいね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。