お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が8月5日に自身のYouTubeチャンネルを更新。最新の時事ネタを斬る「1人賛否」企画で、女性への性的画像要求疑惑を否定したアインシュタイン・稲田直樹について「嘘つけぇぇぇ!!!」と怪しんでいる。
稲田をめぐっては、人気配信者が、“稲田からインスタグラムのDMで性的な画像を求められて送信してしまった”とする女性の訴えを取り上げ、騒動になっていた。それらのDMは稲田の公式インスタアカウントから送信されたもので、証拠の画像や動画もあったが、稲田は「全く身に覚えがない」と否定し、不正ログインをされた形跡があったとして警察に相談中だと発表している。
「身の潔白を主張した後も、いまだに彼の疑いが100%晴れないのは、“乗っ取り犯”がDMの中で綴っていた『そうゆう』『、、、』『ーーー』などの特徴的な表現が、過去の稲田の投稿と一致していたり、イケメンの相方・河井ゆずるの名前を出されるや否や、“もうやり取りやめましょうか?”などと機嫌を損ねるような態度があったのが“リアルすぎる”という事情がありました。さらに、ある意味最大の謎となっているのが、一般女性のハレンチな画像を入手したいはずの乗っ取り犯が、なぜ“ブサイク芸人”を自称する稲田のアカウントから女性と交渉しようとしたのかという点です。加えて被害女性が稲田のアカウントの乗っ取り犯とやり取りをしていた7月21日に、稲田本人もインスタグラムに動画をアップしており、その際に乗っ取りによる犯行に気付かなかったというのも疑問が残ります」(テレビ誌ライター)
粗品はこの日の動画内で、稲田への疑念が残る一連の理由を紹介し、「事実無根ですから。もうみんな、あんま言わんといてあげて…」と彼の“冤罪”をアピールしたかと思いきや、「ただぁー!」「うーーん…ウソつけぇぇぇ!!!」「ウソつけっ!」「信じれるかぁ~!」と絶叫。続けて、呆れたように笑いながら、「やっぱり、みんながもう同じこと言ってるからさ。何で乗っ取り犯はわざわざ稲ちゃんを乗っ取るん?っていう。もっとイケメンに乗っ取ったほうが◯ッチな(※一部音声を消去)画像とかもらえるんじゃないの?」と疑問視し、“世間の声”に共感した。
一方で、同じ芸人として「嘘つけ!」と激しく突っ込んで「タコイジリしてあげること」が“お決まりの優しさ”であるとも考えているようで、それが「チームプレイ」だと表現。同時に、もしも稲田が本当に無実だった場合には「世界一不幸せやで?」とも同情してみせ、疑われ続けている現状を「可哀想すぎるやろ!稲ちゃん」と笑っていた。
芸人仲間としてなんとか笑いに昇華させたいとの想いと、稲田がシロだった場合の“可哀想な状況”とを天秤にかけつつ、先輩芸人を救おうという姿勢が垣間見られた動画だったと言えそうだ。
(木村慎吾)