お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功が食レポに困ったという名物蕎麦について振り返っている。
8月17日放送の「ごぶごぶ」(MBS)でゲストの城田優と、“食レポの上手さ”にまつわる話題になった。芸能人が取材で訪れるレストランが全て美味しいわけではないと言う城田に対し、浜田は「このロケでも、奈良に行った時に、ダシにつけへん蕎麦屋に連れて行かれて。水につけて食べんねん。そこが何年も予約待ちで」と同番組で撮影したという人気の蕎麦屋について語り始めた。
城田から「それは何か入ってるんですか? ただの水ですか?」と聞かれると、浜田は「奈良の湧き水みたいな。で、それで食うんやけど、いやいや…何て言うたらええの?って」と、食レポのしようがない味だったという。
「味はないんですか?」と重ねて尋ねる城田に、浜田は「そうやねん。困って困って、もう最後は『俺、60超えたら美味くなるんちゃうかな』『年齢(のせい)かなぁ』って言うて何とか誤魔化したけど。もう60超えたやん? 今食うても無理やと思う」と終始理解に苦しむ味だったようだ。
「店名こそ明かしていないものの、特徴的な蕎麦の食べ方や県名のヒントから、おそらく2018年11月放送の『ごぶごぶ』で、奈良県出身の俳優・八嶋智人と共に訪れたミシュラン1つ星の名店のことでしょう。ここでは、麺をつゆの代わりに水につけて食べる『水そば』なるメニューが有名で、梅肉や藻塩がアクセントの薬味として添えられています。蕎麦通や美食家からは好評で『食べログ』では3.8という超高得点ですが、焼きそばとハンバーグ、オムライスが大好物の浜田は“子供舌”として有名。相方・松本人志からも『薄味のモノは食べられへんし、何も分かってへん』『ソースかけて味を濃くしとけばええと思ってる』などとイジられるほどで、あまり『水そば』を楽しめるタイプではなかったのでしょう」(テレビ誌ライター)
一流の店ほど浜田の食レポは逆効果のようだ。
(木村慎吾)