1992年にスタートし、日本中の女子を虜にした「美少女戦士セーラームーン」。昨年に開催されたセーラームーン展には30万人が来場し、その人気は今でも衰えるところを知らないようだ。
「セーラームーン」はさまざまなメディアミックス展開されているが、中でも話題となったのが北川景子も出演した実写版だ。
「最終選考に残った30人ほどが1カ所に集められて、その場で5人の組み合わせをどんどん作っていくやり方だったんです。その時点で北川景子ちゃんはマーズを貫いていましたし、私は最初から『私はうさぎ役をやります!』って言ってました」
舞台裏をこう語るのは03~04年の実写版で主役の月野うさぎを演じた女優の沢井美優だ。さらには、カツラについてのこんな裏話も。
「変身したときのカツラは、私たちの肌の色や衣装の色に合わせて、微妙な色を調合していたんですよ」
12月31日に「セブンイレブン」限定ムックとして発売された「Asa‐Jo Premium(アサジョプレミアム)」では、沢井さんとミュージカル版でちびうさ役を演じた振付師の竹中夏海の「セーラームーン」対談を掲載。数々の秘話を公開している。
「今でもセラミューのファンから熱い支持を受けている大山アンザさんの話題が出てきたり、沢井さんが語る北川さん評など、出演者ならではの裏話には興味津々です。再現度の高さに感心していた実写ドラマ版の衣装や、1年以上かかる撮影の裏話では、出演者のみなさんも苦労していたことを知りましたね」(女性誌編集者)
ちなみに、2人の決めポーズは子供たちが真似をしやすいように、指の角度などを原作とは微妙に変えていたという。まさにマニアならでは発見も楽しめるこの対談、セーラームーン世代なら一度は目を通しておきたいところではないだろうか。