「8月31日から9月1日にかけて放送予定の日本テレビ系『24時間テレビ 愛は地球を救うのか?』のチャリティマラソンに不安視する声が広がっています。何ですかね…『24時間テレビ 愛は地球を救うのか?』というより、『24時間テレビ チャリティマラソンはいったいどうするつもりなのか?』といった感じですよね…」
元放送作家の長谷川良品氏が8月29日に更新した、自身のYouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』での皮肉を込めた発言だ。
同月22日に発生した台風10号。福岡県では24時間に8月平年1か月分の2倍の雨量の雨が降った場所もある。台風から離れている関東でも、1時間に50ミリ以上の激しい雨が降ったところもあり、9月3日まではいつ大雨になってもおかしくない状況が続く…。
今年、チャリティマラソンに挑戦する予定のタレント・やす子。やす子の身を案じるのはもちろん、大雨の中、やす子が走る姿に勇気をもらったとして台風下で走る子供が増えては大変と、SNSでは中止を呼び掛ける声が高まっている。
仮にチャリティマラソンを中止にしたとして、空いた穴をどう埋めるか…長谷川氏は続ける。
「例えば、『チャリティマラソン感動の蔵出しランキング』などといって、過去のマラソン企画の振り返りVTRなどで繋げば、細かい編集など必要ありません。十分、対応可能です。日テレさんを困らせるために意地悪で言ってるわけではなくて、個人的には局にとってむしろチャンスだと思うんですけどね。募金の使い道はもちろん、さまざまな逆風の中、同局の良心、番組の誠意を見せるチャンス。(中略)風向きを変える最後のチャンスだと思います」
慎重な判断が求められる。
(所ひで/YouTubeライター)