お笑いコンビ・レイザーラモンのRGの息子が、都立の超難関高校に通っていることが明らかになった。9月7日放送の「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)にて明かされたもので、RGの長男は、都立日比谷などとともに東京都の進学指導重点校に指定されている偏差値72の都立西高に在籍し、昨年にはなんと「東大王クイズ甲子園」(TBS)で準優勝した同校チームでリーダーを務めていたというのだ。
RGによると、長男の“やる気スイッチ”を押したのは他でもない、今田耕司が司会を務めていたバラエティ番組「やりすぎコージー」(テレビ東京)だったという。なんでも、同番組で芸能人の家族の特技を披露するという企画があったそうで、RGは、
「その時に(長男が)車が大好きで、ミニカーのテールランプとか前面だけとか、どこを見せても名前を当てられるっていうので、出演させたら皆からチヤホヤされて。そこからミニカーを集めるようになって、今は4000台くらいある。覚えることが本当に好きになって、クイズにハマって。だから、本当に恩人なんです」
と、今田に感謝するのだった。
「勉強せえとかは言わなかったの?」と聞く今田に、RGは「全然言わなかった。息子と一緒になって好きなモノを集めるというのをやった」と、息子がのめり込んだものを一緒に楽しんでいたという。反抗期についても「ないですね。ないようにしてきました」と胸を張り、ラップバトルが好きだという長男が「ちょっと生意気になりそうだなという時にラップの仕事を頑張って取ってきて、『俺、この間、呂布カルマさんと仕事したで』って」とマウントを取って、父親の威厳を保っていたという。
「RGといえば、細川たかしや市川海老蔵、スティーブ・ジョブズにドナルド・トランプなど、洋の東西を問わず旬な著名人の特徴を即座に捉え、いちはやく披露するモノマネ芸や歌ネタで、お笑い界を生き抜いてきたタフな実力者です。長男が自分の強みを生かせる得意ジャンルを見つけ、そこに全力投球する才能も、そうしたRGの探求心を受け継いでいるのかもしれません。もともとRG自身も、関西の名門の立命館大学卒ですからね。だからネットには『何の不思議も驚きもない』『RGは普通に頭良いからな』などと書き込まれています」(エンタメ誌ライター)
RGにとっては自慢の息子だろうが、長男にとっても尊敬すべき父親なのだろう。
(木村慎吾)