フランスのモナコで好調をキープするサッカー日本代表MF南野拓実が、サムライブルーで共闘する他の選手たちを、様々な分野ごとに評価していく企画に臨んでいる。
南野が、サッカー専門番組「FOOT×BRAIN」(テレビ東京系)にゲスト出演し、W杯アジア最終予選を戦うチームメイトとの関係性や、自身のサッカー人生についてのインタビューに応じたのは、さる9月14日放送回。
途中、番組MCのサッカー好き俳優・勝村政信から、日本代表の他の選手たちが誇るそれぞれの強みを聞かれると、「右足」ならMF香川真司、「左足」はMF久保建英、「スピード」をMF伊東純也、「パワー」はMF遠藤航、「スキル」ならMF鎌田大地、そして、「サッカーIQ」はDF冨安健洋だと回答。
特に鎌田の「スキル」に関して「ボクにない感じの視野の広さとか、スルスルって抜けていくボールタッチの感じとか」と説明し、「左足」でトップに選んだ久保には「スペインで日本人がやるには外国人枠があるので、まず、そこのメンバーの中で競争に勝たないといけない。そのうえで、チームの絶対的な選手になるのは、やっぱり大変なことだと思う。今までの日本人で、誰もあの若さでそこにいった選手はいないので。常にどんな時でもハイパフォーマンスを出せる。一緒にやっていても素晴らしい選手だと思う」と絶賛している。
「肝心の南野自身の強みを尋ねられると、『ターン』と『シュート』を挙げ、2列目からの飛び出しで多くのゴールを奪ってきた彼らしいチョイスとなっています。また、スペインリーグでは、EU圏外選手の登録は5人まで、試合に出られるのは3人までというルールがあることを紹介し、そうした環境下でレアル・ソシエダを牽引している久保の活躍には驚かされているようです。ネットでは、今回の分野ごとの“No.1”セレクションを受け、代表で同じポジションを争った時期のあるベテランの香川を選出したことにリスペクトを感じるとする声や、『南野のターンは日本代表歴代最速だと思う』と称賛する反応が上がっていました」(スポーツライター)
29歳にしてさらなる成長を見せているようにも見える現在の南野。2年後に迫ったカタールW杯では得意のターンとシュートで日本に美しい勝利をもたらしてくれることを期待したい。
(木村慎吾)