【「海のはじまり」最終回】内緒で産んだ娘を“結局任せる気満々だった”結末に一部視聴者が大困惑

 Snow Manの目黒蓮主演ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系)が9月23日に最終回を迎え、世帯平均視聴率は前話の7.8%から1.7ポイントジャンプアップして9.5%を記録した。

 物語は、主人公の月岡夏(目黒)が、6年前の大学時代に付き合っていた恋人・南雲水季(古川琴音)の死をきっかけに、自分との娘・海(泉谷星奈)がいることを知るところから始まる。

 その時、夏には、すでに3年交際していた恋人の百瀬弥生(有村架純)いた。夏は弥生に海のことを打ち明け、南雲家に引き取られていた海と交流を持ち始める。

 海は夏にも弥生にも懐いていたが、弥生は、自分の前で水季の話が出るたびに何となくモヤモヤしたものを感じるようになる。そして、結果的に夏との交際を解消することにした。

 夏は海を引き取り、2人での生活を始める。が、1人で留守番をする寂しさのあまり、南雲家に戻ってしまうのだが、その後仲直りして、再び夏のアパートで暮らし始める。

 ある日、突然休日出勤となった夏が助けを求めたのは、海を父親代わりのように育てていた水季の同僚だった津野晴明(池松壮亮)と、夏の異父弟・大和(木戸大聖)。海は、大好きな弥生を呼び出していた。

 最後に、水季からの手紙を読んだ夏。そこには「父親らしいことなんてできなくていいよ。ただ(海と)一緒にいて」などと綴られていた。

 視聴者の感想としては「手紙は夏が父親として覚悟が決まったら渡してと(母の)朱音(大竹しのぶ)に託したものですが、夏と弥生さんの人生を狂わしたことが許せない」「結局このドラマは何を言いたかったのか、何を主張したかったのか全く分からなかった」「内緒で産んだはずなのに、結局は(夏に)海ちゃんの事をお願いしますみたいな…最後まで一貫性がなく、共感できる部分がなかったドラマ」など、ドラマの内容に対し理解に苦しんだようだ。

「水季の手紙が引っ掛かりました。結局、海を夏に任せるつもりでしたよね。ご都合よすぎじゃないですか。夏に育てさせる気満々だった。このドラマで、夏を演じた目黒は、体調を崩し同情もされましたが、バッシングされたこともあり散々でした」(テレビ誌ライター)

 物語のみならず、出演者にも予期せぬハプニングが襲ったことも含め、後味の悪いドラマ…と感じた人が少なくなかったことは否めないのではないか。

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