長く芸能界のご意見番として君臨してきた和田アキ子が、大ピンチだ。MCを務める「アッコにおまかせ!」(TBS系)が、2025年の春をもって終了すると「WEB女性自身」が大々的に報じたのだ。8月11日の放送で和田が、パリ五輪女子やり投げの金メダリスト・北口榛花に放った「トド発言」が大きな理由だとされる。
競技の合間に北口が寝そべるような体勢でカステラを食べていたことに「トドみたい、横たわってるのが」とコメントしたこの一件。炎上し始めた当初、和田は北口のファンで悪気は無かったとしていたものの、SNSでは番組に多くの批判が寄せられ、ついには8月18日の放送で謝罪する事態に。
「和田の謝罪後もSNSで批判は止まず、打ち切り報道には賛成のコメントが続々。和田は9月15日の放送でも、パワハラ疑惑で辞職を求められている斎藤元彦知事への発言が擁護しているようだと炎上しました。『アッコにおまかせ!』はSNSのユーザーから狙い撃ちにされ、出演者の発言は切り取られて批判の対象になる。もう収拾がつかない状況ですよ」(スポーツ紙記者)
なぜここまでとことん嫌われてしまったのか。その内情を、民放関係者がこう明かす。
「かつては歌手活動も活発で老若男女が知るスターで、その発言も、過激だけれど核心をついているようにも見えていたのが、レギュラー番組も歌手活動も減り、特に若い世代で、もっぱら暴言ばかりやらかすタレントというイメージが拡散されてしまっています。テレビよりネットのほうが影響力も強いので、今後好感度が上がることは難しいでしょうね」
そんな和田について、彼女を巡る発言についても、テレビ業界は扱いを変え始めているという。和田に関するエピソードトークに関しても、芸人に対して注文が出始めているとか。
「和田が開催する誕生会など、飲み会のエピソードを話すことがテレビ番組では当面禁止になりそうです。芸人が和田主催の飲み会で不条理な扱いを受けたエピソードトークは、これまで各番組で披露されていますが、内容は総じて、飲み会が長く横暴な和田に芸人が手を焼くというもの。飲み会常連の出川哲朗は、キスされたというエピソード。同じく常連の勝俣州和は、和田さんの前をさえぎり料理を取ったアンガールズ・田中卓志が罰として立たされていたという裏話を暴露しています。ほかにも、サンドウィッチマンの伊達みきおもビンタされたことを番組で明かしています。もちろん、以前は笑い話的に受け止められていたのが、今ではもうパワハラ、アルコール・ハラスメントだと大炎上するのは必至。極力話さないように忖度させられているのが現状です」(前出・民放関係者)
もし報道通りに「アッコにおまかせ!」が終了すれば、様々な意味で和田の存在感が薄れていきそうだ。
(渡邊伸明)