2024年秋ドラマで、フジテレビの月曜ドラマが好評だ。
夜9時からは、鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務める「嘘解きレトリック」。
他人の言葉の嘘を聞き分けることのできる特殊な能力を持つがゆえに、家族や周囲から疎まれてきた浦部鹿乃子(松本)が、故郷を離れ、鋭い観察眼と洞察力を持つ探偵の祝左右馬(鈴鹿)と出会い、数々の事件を解決していくミステリーだ。
これまでの“月9”とは一味違う、昭和初期を舞台とした時代背景に視聴者からは、「レトロちっくな感じが好き」「(舞台となる)九十九町のセットは見応えあり」「鈴鹿と松本のコンビが新鮮」といった声がネット上にあがるなど、好感度は高い。
続く10時からは、趣里主演の「モンスター」。高校3年生で司法試験に一発合格した新人弁護士・神波亮子(趣里)は、大のゲーム好き。“常識”にとらわれず、“感情を排除”し、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かうという異色のリーガル・エンターテインメントである。
視聴者の感想としては「趣里さんの演技の素晴らしさは言うまでもなく、脚本、演出も趣里さんの味を引き立ててる」「趣里さん、他の女優さんにない独特で知的な可愛さがある」「ストーリー、テンポもよく、とても見やすく仕上がってる」など、こちらも高評価だ。
「この2作品とも評判は上々で『月曜日が楽しみ』という視聴者は少なくありません。休み明けの月曜日は、憂鬱になる人もいるようですが、ドラマを楽しみにすることで、気分良く週明けを迎えることができるのではないでしょうか。“楽しみ”なことがあると、その日1日のモチベーションが上がるでしょうからね」(週刊誌記者)
この秋は、月曜日が好きになるかもしれない。