11月8日、ダウンタウンの松本人志が、昨年12月27日発売の「週刊文春」の記事を巡って起こしていた訴訟を取り下げた。このニュースは、瞬く間に日本中を駆け巡った。
ストレートニュースも情報番組もこの話題を取り上げ、街の人たちの声を拾っている。「やっぱり、お笑いに松本さんは必要」「ダウンタウン好きだから、早く2人のお笑いが見たい」という声もあれば「戻ってくるのはうれしいけど、なんかちょっとモヤモヤする」との意見もあった。
松本は今年1月8日、性加害疑惑に関する報道を事実無根とし、裁判に注力することを理由に芸能活動を当面休止すると発表。同日、自身のXで「事実無根なので闘いまーす」と、強気の発言をしていた。
そのため、一部の人たちからは「女性側の売名行為?」「賠償金狙い?」などの誹謗中傷が、被害者女性に向けてSNS上を賑わせ、その書き込みで何度も被害女性を傷つけた。
「テレビでの街の声は、松本に対して厳しい声は少なかったですが、ネット上には『素直に認めて謝罪すればまだ潔いのに、見苦しい』『仕事を再開するために取り下げたっぽいな』『イメージよくないし、もう見たくない』との批判がほとんどです。また、松本は週刊文春に対し、名誉毀損による5億5000万円の損害賠償と訂正記事による名誉回復を求めていたにもかかわらず、今回、訴訟を取り下げるにあたり、被害女性たちへの金銭授受は一切ないとのこと。『何だかな…』って感じです」(芸能記者)
松本がレギュラーコメンテーターを務めていた「ワイドナショー」(フジテレビ系)は、11月10日に放送があったが、松本の件にはまったく触れなかった。同番組は事前収録だが、ネット上では「ワイドナショー」のワードがトレンド入りする注目度の高さだったという。